2006-08-25

本日の梨田地点。

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話○ 抜△ 消小 総合○

初夜支援忍者シリーズ連作4本+短編7本。ひさしぶりの単行本だが初心者をだますべくますます表紙の塗りは上達しており、実情を知らないで買った人が激怒するさまが目に浮かぶようだ。
ちょっとラフながら洗練の度を増したタッチはモノクロでも妙にエロっちく、ことに頬を上気させて快感に喘ぐさまはかなり扇情的。でもお話方面で巧妙にネタを織りこんでいくうちにいつしかちんこを握る手は止まって読みふけってしまうZERRY節。エロシーンはちゃんとしているのに話がおもしろすぎて抜けなくなる作家はほかに祭丘ヒデユキなんかもいるが、あちらほどのドライヴ感はないかわりにより理知的に酔わされている感じ。
今回収録分なら後半の忍者連作はもちろん、故意にベタベタなツンデレフォーマットを導入して異化作用を狙う「敵はツンデレ」なんかあいかわらず笑い転げる。とはいえ初期の本当にちんこの役に立たない作品と違って性交描写だけを抜き出せばかなりの水準に達したのだから、いっぺんネタ比率を抑えたゴリゴリの抜き原理主義の作品も読んでみたい気はする(彼のここまで唯一の実用作品「扉をコジあけて」くらいにエロ描写を増やす程度で充分だし、それくらいなら節を曲げたとか妙にプライドを傷つけることにもならないと思うが)。
話△ 抜○ 消小 総合△

オール短編全9本。シリコンっぽい巨乳をこれでもかと強調するナイスバディ系の肢体にひっついているビラビラ拡がりまくりのまんこにえらく太く黒光りするピキピキちんこを合体させるというたいへん使い勝手のよい抜きツール。
お話は和姦でも凌辱でも深入りせずサラッと流してエロシーンに突入するので即戦力として好適。がっつりフェラしてもらい豊満なおっぱいを弄びながらたっぷり中田氏とルーティンワークながらも濃厚な描写はさすがヴェテラン。巨乳寄りキャラのためどうしても年齢高めになるのだが、今回はミドルティーン~ハイティーンくらいの比較的若いのもあったので熟女・年上ばっかりだった前作よりは高評価。
基本的に完成しちゃった作家なので数冊購入すればあとは全部おんなじだが、ちょっと肉っ気のあるものが欲しくなったときに食うびっくりドンキーのハンバーグランチみたいなお手軽感がネタ不足のときは心強いかと(ローカルですいません)。


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