2006-10-25

本日の翼賛議員同盟。

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話△ 抜○ 消小 総合△

オール短編11本+フルカラーショート。作者いわく古い原稿から最近のまでということ

だがさほど新旧の振幅はない。お話的には和姦主体でコメディありちょっと叙情系もありと

それなりにヴァラエティ豊富。典型的なエロゲ絵と少女漫画絵のハイブリッドで、いかにも

萌えカルチャーへの親和性が高い感じ。微妙に最先端ではなくなったタッチだけれど

いまだにキャッチーさは失われていないと思う。女性作家にはめずらしく(年少キャラで

すら)巨乳系のばいんばいんな肢体描写をする人で、抽象度が高すぎてリアル嗜好の

方はそっぽを向くと思うがここまで人工的だとむしろあっぱれ。うさん臭いくらいに豊かな

おっぱいを存分に活用するエロシーンは萌え系の人にありがちな抜き二の次感が薄れて

いい感じ。ただもはやキャリアも中堅の作家としては性器描写がおざなりで、トーン1枚

貼りつけただけみたいなまんことか魔法瓶みたいなちんことかはさすがにそろそろヤバい

領域。最近の作家さんは萌え萌えな絵柄でも合体部分はリアル寄りに描く人が増えた

だけにここは改良してもらいたいもの。まあデフォ買い作家だからマークつきである

限りは購入するけど。

  • PURUpyon西東「淫らな母 思春期な僕」一水社 ISBN:4870766469

話△ 抜△ 消極小 総合△

オール短編全9本。表題どおり母子相姦主体で過半数の5本収録。いわゆる昨今

主流のアニメ/エロゲ絵とは正反対の、一般青年誌っぽい絵柄がある意味新鮮。肢体

描写も比較的大きめの乳ながら写実寄りの無理のないタッチ。ストーリーラインも

オーソドックスな和姦系でありながらエロシーンにもきちんとページを割いており、

初単行本としては無難なデキ。そしてありがたいのは昔は無惨な修整の代名詞だった

一水社の単行本としては異例なほど消しがゆるくて、シャープの芯が数本乗っかって

いるだけというよい仕事。とまあ美点を並べたが個人的にはちょっとキャラに華が

ないのとトーンワークが古いかなあという感じで総合評価は控えめ。しかしながら

萌え絵はイヤだけど劇画にもジンマシンが出るという微妙なお年頃には最適解かと。



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