- 紫色雁行「思春期の秘め事」松文館 ISBN:9784790118695
話△ 抜○ 消極小 総合○
オール短編全10本。お話はありきたりだがひたすら抜ける漫画を描いてくれる作者最新作。
やや泥くささはあるもののそれなりに21世紀風のマンガ絵/アニメ絵のハイブリッドで汎用性の
高い絵柄。年齢的にはロウティーンから熟女まで幅広く描けるが、同世代の絡みよりは大人
女性×ショタとか少女×オッサンなどの世代ギャップを好んで投入。1on1のオーソドックスな
和姦からバリバリの多人数凌辱までプレイも多彩と死角なし。また前作からその傾向はあったが
断面図やアナルファックがずいぶん増えた印象なのでそちらの属性の方も。そのぶんなぜか
中田氏が減ったのは個人的にマイナスだが。導入を手早くすませたらひたすらファック一辺倒
なので漫画作品としてのコクとかそんなものは皆無だが、ちんこのお供としてはこのうえなく
効率的で表紙や裏表紙を見て抵抗がなければぜひ。それでも抜き評価を落としたのはラスト
1本にどうしてもダメなふたなりものを突っこまれたせいです。あとオタフォビアなのか同族嫌悪
なのかやけにキモオタだのアキバ系だのを罵倒する作品が数本まぎれこんでいるのは訴求
対象的にどうかと(前の単行本にもその手のがあったな……)。
- すずきみら「お見合いのススメ」双葉社 ISBN:9784575833195
話○-△ 抜△ 消大 総合△
初対面同然のお見合い結婚カップルラヴラヴ表題作中編4話+短編7本。マークなし。もう
すっかりヌルエロ誌の人になってあまり購入しなくなってしまったが、いまでも凶悪な修整に
目をつぶればちゃんと抜ける作品を描いているのは立派。お話も甘々からちょっとダークなの
までヴァリエーション豊富。ただ肝腎の表題作がどうも食い足りない。キャラはすごくいい感じ
なのに(とくに髪切ったあとの奥さんはじつに魅力的)、エロもストーリーも尺が足りてなくて
不完全燃焼。もう少し長く描いてくれるかエロシーン増量してくれれば評価アップしたところ。
この人は漢字名義のころの「ロマンス」が個人的ベストなのだがまたマークつきであんな
テイストの作品を見てみたいものだ。
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