2007-10-19

今週のラッダイト運動。

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話○ 抜○-◎ 消小 総合○

短編10本+描き下ろしフルカラーショート。それぞれの話が同僚やクラスメイト

つながりでゆるくリンクした作品世界。グレイスケールのうるささが気になるものの

基本的には端整でなじみやすいタッチであり、お話もラヴラヴ和姦だらけの万人

向けの作風。前作は貧乳主体だったが今回そちらは控えめで、表紙/裏表紙の

ようなムチムチばいんばいんさんがメイン。トーンワークのせいかやけに肉々しい

肢体描写は巨乳系の方が引き立ち、同時にまんこ周りのぷっくり感も強調されて

いい感じ。奇抜なプレイはないがもんだとき両手からはみ出るおっぱいやらちんこ

まんこたちがみっちり結合する質感やらがなんともエロっちくてナイスだ。今回

個人的にはぽっちゃり系ヒロインが彼氏に嫌われたくないがためにダイエットに

挑むさまがけなげな「キレイになる方法」が甘さ炸裂のエロシーンの充実感とも

あいまってフェイヴァリットでございます。

話△ 抜○ 消小 総合△

幼なじみの双子♂×♀連作+漫研顧問女教師&部員連作+爆乳先輩女子×

小動物系後輩男子連作+短編3本。先輩後輩カップルものは前作単行本より

キャリーオーヴァー。主戦場をばんがいちからメガストアHに移したことで、題材も

作画も実用志向に大幅にシフトされたのがはっきりわかる。まあ帯で謳っている

ような「甘々度400%(当社比)」はあまり関係なく以前から和姦メインだったと

思うが。てな具合にちんこの役に立つべく扇情的な肢体と快楽の享受に前向きな

性格を持った妄想具現度の高い女子どもが勢ぞろいで、なめたりこすったり

たっぷりちんこにご奉仕してくれたあとは気持ちよく膣内射精まで導いてくれると

いうホスピタリティ完備の姿勢がなんともうれしい。男子サイドのキャラ造形が

どうしてもBL/レディコミ系の文法の延長線上になってしまうのはあいかわらず

マイナス点だが、ここまで作家性をみごとに殺して大衆の需要に迎合したプロ

根性は見上げたもの。絵柄はこれ以上媚びると凡百のエロ漫画と変わらなく

なってしまうのでいまくらいで問題ないし、今後もぜひこの路線で。



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