酒とエロ漫画の日々。: 本日のクライマックス・シリーズ祝勝セール。

話△ 抜○-△ 消小総合△

巨乳女子高生退魔師触手凌辱表題作長編全8話。アニメ系の親しみやすい

絵柄でガッツリエロという使い勝手の良い芸風でいつもお世話になっている

作家。長いのをやらせるといつもとっ散らかって最後尻すぼみなので心配

していたが、今回はオチが唐突なのをのぞけばさほど気にならず。それと

いうのもおそらくメインテーマである触手をいかに前面に押し出すかに

焦点を絞りそれに向けて話を構成するという目的意識がはっきりしている

ためだろう。ヒロインたちも巨大・大・小と各種乳サイズ取りそろえで華や

かな性交描写がいつもながらに実用度満点。とかほめておいて評価が

比較的低いのはひとえに俺に触手属性が皆無なせいです、すいません。

ふたなりやレズほどの拒絶反応こそないものの、なんぼウネウネはいずり

回られてもちんこはピクリともしないもので。

話△ 抜○-△ 消小総合△

長身女子×短躯男子カップルとそれを取り巻く男女たちの群像劇長編全9本

(第10～18話、完結)。前巻でいちおう人間関係に決着はついているのだが

まあ延命策に新キャラ投入やらサブのひとりをレイプ魔の餌食にしたりやら

いろいろと。ちょっと前のいぬぶろほどではないが弁当箱サイズのご立派な

物件でエロもてんこ盛り。端整かつクールなタッチにはますます磨きがかかって

ふつうの人がやればギャグになりかねない大仰な表現も力技で魅せてしまう

のはさすが。てな具合にクオリティの高さではケチのつけようがないし実際

前作に続いてまたよく売れることだろう。でも個人的にはいわゆる「2もの」の

悪いパターンを踏襲してしまっているこの単行本を手放しではほめられない。

むしろほぼ無関係のキャラだけでお話を展開した冒頭の「SWING KIDS」の

ような、シリーズの呪縛から離れたネタに可能性を感じた。この作品については

ひと区切りついたと思うので、新規まき直しで佳作を連発してくれることに期待。

酒とエロ漫画の日々。