- 綾乃れな「いもうとD.S.」マックス ISBN:9784903491509
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
もうすぐ転校主人公×メガネっ娘委員長カップル前後編+短編9本。茜新社で
出た前作から1月と置かずに連発音キチくん。以前の本拠地であるマショウ
掲載作が5本に現在の仕事場の片割れのポプリクラブで描いたものが6本。
童顔巨乳ヒロインが極太ちんこを受け入れて涙流しながら断面図つきで膣内
射精され絶頂という最近の綾乃れなの基本パターンに忠実な作品群ながら、
RINでやっているような年上女子×ショタ男子専科ではなくさまざまな題材を
提供(まあ1本お姉さんショタ食い系もありますが)。タイトルほどに妹率は
高くないが年下女子多め。個人的にはこちらのフォーマットの方が従来型
綾乃れなっぽくて好きだし、なにより男子サイドがプレーンなキャラなのが
ありがたいところ。愛するお兄ちゃんに抱かれてしきりに中田氏をねだり
ながら大ゴマで気持ちよさそうに精液をしぼり取る女の子の構図はベタでは
あるものの抜き喚起力大。てな具合に萌え絵でガチエロという以前なら
あずまゆきや天櫻みとのあたりが君臨していた市場で現在もっとも安心して
購入できる鉄板銘柄。
- 飛龍乱「セレブの棲む家」ワニマガジン社 ISBN:9784862690425
話○ 抜○ 消小 総合△
奥様/母親主体短編11本+ショートレポ漫。1本だけ見た目学生くらいの男女
話があるがあとは推定年齢20代後半~40代の熟女絨毯爆撃。自分の嗜好と
してはこの作家は年下系の方が好きなのだが最近はもうそっちがレアで完全に
年長オンリー。ナイスバディというよりはよけいなところに肉のつき始めた
ムチムチさんたちを和姦でも凌辱でもガッツリ堪能。平凡な日々のなかで抑え
られていた欲望をほんのひとときだけ爆発的に解放し本能のままに男根に
むしゃぶりついて大量に白濁液を受け入れつつ絶頂を迎える彼女たちの媚態が
脳裡を刺戟する。序盤から周到に伏線を張りつつ最後にキッチリ収束させる
絶妙の語り口はことにビターな後味を残す系統のネタに相性抜群。この微妙な
生活臭とか決して希望に満ちた結末にしない展開などはさすがにヴェテランの
味だ。そのぶんピチピチティーンのスウィートなラヴ・アフェアなどとは縁遠く
なるので人生の哀愁を知ったお年ごろの貴方に。
- 妻籠いずも「お姉ちゃんは肉便器」久保書店 ISBN:9784765909921
話△ 抜○ 消小 総合○
オール短編全10本。前作あたりから東雲太郎が憑依したような画風に変貌を
遂げてきたが、今回収録分ではほぼ完全に変身完了。頬あたりの斜線の入れ方
とか目線の遣り方などの特徴的な東雲アイコンと自分色とを適度にブレンド
しながらより絵柄をキャッチーな方向に。とりわけショートカットっ娘を描かせ
ると本家もかくやの完成度を示し、短髪女子マニアの俺歓喜。タイトルとは違い
和姦色が強いセレクトだが便器の名に恥じない後味最悪ガチ凌辱が2本あるので
ウソは言っていない。数本のつるぺた幼女を除くとおおむね巨乳系で、きれいな
おねいさんの優しいまんこに年下男子の制御不能な欲望を余すところなく注ぎ
こむ一連のシークエンスがたいそう抜ける。以前はタワシみたいにピンと立った
陰毛描写がエロスよりも笑いにつながっていたがそのへんも抑制されてきていて
いい感じ。前ペンネーム時代からの出版社ジプシーは多少落ち着いたものの
依然確固たるレギュラー雑誌のない不遇の作家だがもっと売れてしかるべき人。
- Rusty Soul/或十せねか「Brandish」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784860325077
話△ 抜◎ 消小 総合△
男子の精を吸い取りながら気ままに旅するサキュバスっ娘がショタ勇者にひと目
ぼれして……な表題作シリーズ連作7話(以下続刊)。キャッチーかつ扇情的な
絵柄で描かれるヒロインのあふれんばかりのエロ喚起力は前作から変わらぬ
美点で、濡れそぼつ女陰をぱっくり開いて男の欲望を誘い、いろんな液体にまみれ
ながら身体じゅうのあらゆる穴で熱い精液を受け止め恍惚の表情で絶頂を迎える
さまがたまらなく実用的だ。とりわけ膣内射精直前~中田氏後の余韻にひたる
までの克明な描写とその際のトロトロに崩れたアヘ顔がグッド。また後半では
メインヒロイン以外にもロリっ娘やら肥大クリっ娘やらを投入してマンネリ回避も
おこたりなく。密度が高くて窒息しそうになるほどに情報量の多すぎる画面と
それに伴う過剰な説明ゼリフの嵐はあいかわらずマイナス要因だが、抜き
ツールとしての即効性を重視するなら間違いのないセレクトとなろう。
- 烏有あつの「魔淫の聖典」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784860325060
話△ 抜△ 消小 総合△
気弱なキモ男子がある日手に入れた魔導書で憧れの女子を思うがままに蹂躙
表題作連作2本+短編6本。表紙どおりの典型的なエロゲ絵でさわやか和姦
からガチンコ凌辱までいろいろと。アンリアルを読みつけているうちに心に残った
作家の1人で今回挑戦してみたが、出版社の要請でダーク系多めの収録
ながらどちらかというと愛のある話の方が向いている感じ。少々堅めの描線で
乳やまんこから抜きフェロモンをふんだんに発生するタイプでは間違っても
なく、手抜きはしてないけど無理してハードエロやってるなあという印象。
題材も純ファンタシーよりは地に足のついた学園系ネタの方がしっくりくる。
エロ描写自体は過不足なくこなしているのでよけいな先入観がなければ
実用上問題ないと思うけど個人的にはよその土俵で描いてもらいたい気が。
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