話○ 抜△ 消中 総合△
オール短編全12本。タイトルや表紙/裏表紙の印象を裏切らない、非常にいい感じの乳をヴァリエーション豊かにご提供。
リアル寄りながら普遍的なアニメ/エロゲ絵の美味しいところを効率よく摂取した訴求力の高い絵柄を新人とは思えない高度な画力で下支え。今年に入ってからのワニはぼっしぃとかさめだ小判とかはじめからやたら絵の上手い人ばかり単行本になっているがこんどもその系譜。
とにかくおっぱいに向けられた情熱は驚嘆すべきもので、そのこだわりのほどは尋常でない。決してデカいだけでなく的確に大小を描き分けるバランス感覚、そして卓越したトーンワークとぷっくり屹立した乳首の質感がナイスだ。
お話がギャグ主体で実用よりは笑い優先になってしまうのと面積大きめの黒線をたっぷり乗せられた修整で抜き評価は下がってしまうものの、観賞用としては申し分ないクオリティ。ただこの手の作家は1冊記念碑的にマークつき単行本を残したらさっさと一般誌に引っぱられそうでその点は心配だなあ。
話△ 抜○ 消小 総合○
短編9本+連作モノクロイラスト3枚。表紙の印象ではあかざわREDとか邪武丸系の明朗快活アニメ絵なのだが中身は一転、タッチに似合わぬガチンコ凌辱フルコースでまずはギャップにびっくり。
同社のテーマアンソロ掲載作ということで題材はさまざまだがいずれも清楚だったり強気だったりのヒロインが意志に反してガッツリ犯されやがて肉欲のとりことなり畜生道に墜ちてゆく怒濤の展開。
一部明るめのオチの作品もあるが資質的には明らかに凌辱寄りで、おのが肢体をなすがままに蹂躙され汗まみれになりながら大量の男根をあらゆる穴で受け止め精液を大量に注ぎこまれるさまがたいそう抜ける。イラスト出身でエロ漫画は経験なかったと語るように初期作と思われる数本はコマ割りがぎこちなくネームも未整理だが、ニッチ市場を的確に突いたネタセレクトと豪快かつシズル感にあふれた液体描写が光る。
とりわけ俺的にはキリッとした男装の麗人を汚しまくる女軍人さんものと敵の手に落ちた女騎士さんが救出部隊の連中のちんこまみれになるその2本がとてもグッときて評価アップ。リアル系でもエロゲ絵でもない絵柄で凌辱ネタを描く作家は貴重だと思うのでぜひ今後とも。
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