2008-01-31

今週の三相交流。

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話○ 抜○ 消小-極小 総合○

ロウティーン少女がぷっくりまんこ丸出し短編全10本。少々やぼったいタッチながら

ワレメもビラビラも豆もこれでもかとばかりに詳細に描かれた女性器たちからにじみ

出る異様なパワーがまいど素敵だ。キャラによって付き具合や大小の形状まで

きっちり描き分ける執念には頭が下がるしちんこは上がる。前作のような長編とは

違い1話完結でさまざまなシチュを展開。切ったはったの殺伐としたやりとりの

いっさいない牧歌的な雰囲気が世知辛い現実から読み手を優しくトリップさせて

くれる。狂った作品世界をさもありふれた日常のように淡々と語る手法は長いもの

だとさすがに脳みそに支障が生じるが、こうした短編の羅列なら我々の潜在意識も

素直にだまされてくれて入門用としても安心。あといつもは百合色強めの芸風なの

だが今回そのあたりがさほど前面に出ていないのも個人的評価が高い理由。とは

いえ女子同士でまんこいじりっことかやってますが。萌えとは縁遠い絵柄がまずは

ハードルになるしあまりに露骨な性器のクローズアップに辟易する向きもあろうが、

ちんこまんこ原理主義のひとつの極北としてエロ漫画に一家言ある貴方なら通過

してみて損はない。それにつけてもこの人の変態っぷりは筋金入りだなあ(ホメ言葉)。

話△ 抜△ 消極小 総合△

ぷにぷにおっぱいっ娘がガチンコファック短編9本。予備知識ゼロの作家だったが

店頭サンプルをチラ見して即レジへ。とにかくキャッチーな絵柄の訴求力が非常に

高く、一水社にはほかにいないタイプ。最新型に改良したぶるマほげろーというか

クセを極力排除した見田竜介というかそういう童顔巨乳系のタッチだが彼らより

はるかにアップ・トゥ・デイト。お話もファンシィな印象にふさわしい古き良き少女漫画

風味のセンシティヴ萌えストーリー。そのぶんこの世の事象とは思えずどこか浮世

離れしているのも事実だが。とまあヴィジュアル面では文句なしながらエロ漫画と

してはまだ力不足を感じる。まず扇情的なシーンを切り取ってみせるのは上手いの

だが濡れ場絶対量が控えめなので満腹感がない。それと作者の趣味なのか外出し

フィニッシュが多いのが個人的に不満。んでもってふたなり含有率が9本中4本と

かなり高く、女の子の股間にぞうさんが生えているともうアウトな俺のような人種に

とっては厳しかった。そのへんが無問題な方なら評価アップでいいと思うが、とても

いい感じの絵を描く人だけにさらなる向上を期待したい。

話△ 抜△ 消大 総合△

オール短編全9本。マークなし。コアで不定期に描いている以外の活動を把握して

いなかったので店頭でこの単行本を見たときは心底驚愕した。コンビニ売り誌掲載作

収録ということで全編これ無難な和姦ラヴ。ペンネーム変更直後あたりから導入した

現代風萌え絵タッチも没個性的ながらすっかり板についてきた。とまあここまでは

いいところ探しなのだが、現在の作風でマークなしの仕事をやらせるとたいへん食い

合わせが悪くて減点。この人のエロ描写のキモは首から下だけやけに劇画寄りに

描かれた肢体を駆使してちんこまんこのドッキング光景を過剰なまでにクローズアップ

するところなのだが、真っ白な修整がせっかく力の入った作画をぶち壊しにしている。

付随して性器まわりからハデにいろんな液体を噴き出したりするのも醍醐味なのに、

輪郭のボケた白いかたまりからコロナのように放射されるそれはたいそうマヌケだ。

非成年誌で長く活動している人はこのあたりの処理が上手くて消しを逆手に取った

エロ表現を編み出しているのだが、今後こちらの世界で描き続けるのなら同様の

対応が必要となろう。この作家の容赦ない性器描写が好みな俺としては変に改良

などせず黄色い楕円つきの世界に戻ってほしいのが本音だが。



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