酒とエロ漫画の日々。: 本日のイニング・イーター。

話△ 抜○ 消極小総合○

冴えない男子が興奮するとフェロモン分泌して女子をとりこに中編3話+短編7本。

わりと幅広い年齢層をフォローする人だが今回はほぼミドル～ハイティーン固定。

筋らしい筋はなくすみやかに合体シーンの清く正しい犯るだけ漫画が勢ぞろい。どす

黒いちんこをしわしわまんこにフェードインしながら気持ちよく白濁液を放出の偉大

なるワンパターン。以前はよく前世紀の作品をしれっと混ぜこんだりしていたものだが

ここ数作はそんなこともなく、ただひたすらちんこを活用したいときに安心して手に

取れる鉄板銘柄。賛否の分かれる妙に若々しさのない乳首や性器描写に比べれば

首から上はちょっとずつ進歩して最新の萌えシーンにもなんとか追随しているのは

立派。当初のトレース元の麻宮騎亜の絵柄からは完全に脱してお互いどんどん別

方向へ進んでいる感じだが、個人的にはこの人のタッチの変遷の方が納得がいくかな。

話○ 抜○ 消小総合○

オール短編全13本。2006年刊行の同タイトル作(晋遊舎 ISBN:4883805425）に

未収録短編3本を追加。表紙と裏表紙のイラストが入れ替わり一部の配色が変更に

なったほかはあとがきまでなにひとつ手を加えず復刻。引退後の消息が知りたくて

購入したファンにとっては拍子抜けだろう。そんなわけでコレクターズアイテムと

しての魅力は薄いものの、現在読み返しても萌え絵とガチエロのタッグは強力。やや

ザックリした絵柄で描かれる巨乳寄りティーンたちが豪快にビラビラをご開帳し激しく

乱れながら中田氏されイキまくっているさまがたいそう抜ける。萌えだけに逃げて

淡泊なお遊戯ファックで片付ける昨今のヌルエロ漫画家どもはこの人の執拗な

まんこいじり描写やちんこの妙に肉感的なタッチをぜひ見習うべきだ。ラヴラヴ

和姦でも濡れ場はハードにというコンセプトの人はただでさえ絶対数が少ないのに

もはやこの作家の新作が見られないのはさびしい。ぽっかり空いたポジションが

いまだに埋まっていないのを痛感させられた次第。

話△ 抜○ 消小総合△

姉および姉貴分てんこ盛り短編全10本。1本混入されている教会のシスターものは

もしや血縁ということではなく単語の意味だけでこのくくりなのか。母性本能タイプ

から女王様系までさまざまなおねいさんたちの豊満おっぱいに埋もれたりパイパン

まんこにガッツリ膣内射精したりのエルドラド。前作のファンタシー凌辱ものに

比べれば多少なりともシチュに幅があるぶんこちらの方がデキはいいかと。行為

全般もガチエロ原理主義のキルタイムで鍛えられたぶん和姦萌え系のなかでは

健闘していて、CGくささが先立ちはするがいい感じの乳首描写やいろんなアングルで

女性器を強調しつつフィニッシュに向けて盛り上げていく画面構成などはなかなか。

テンプレの域を出ない作劇やときおりボディバランスが人類じゃなくなる不安定な

画力など弱点はまだまだあるが処女作と比較すればより万人向けに進化。

酒とエロ漫画の日々。