- 星崎ひかる「あいらぶH」ヒット出版社 ISBN:9784894654426
アニメ監督がえっちに実技指導連作4本+短編5本。キュートな
萌えっ娘どもと明るく楽しくファックが身上の作者3冊め。
クッキリハッキリのティピカルなエロゲ絵は最先端ではない
ものの訴求力が高く、平常時のさわやかな笑顔とエロモード
での扇情的なアヘ顔のどちらも魅力的。ハイティーン~20代
前半の女性陣は貧相すぎず巨大すぎずの美味なるおっぱいを
標準装備で、つるつるまんこを惜しみなくご開帳し如意棒を
激しく出し入れされては随喜の涙を流しイキまくる。キャラ
造形がテンプレまんまなのはいただけないけど、逆に外見
だけでほぼヒロインの性格や当該作品の物語展開が類推
できる親切設計。冒頭連作のようなライトラヴコメが主流派の
ストーリーラインはさほど特徴的ではないが、ほのかなギャグと
ひとさじの邪悪さとを平等に振りかけたソツのない構成。エロ
シーンもねちっこさこそ希薄ながら扇情的なアングルの多用で
抜き喚起力を高めており、要所要所に結合部のドアップを挿入
しつつおにゃのこがヨダレたらしてアンアンあえぐさまを逐一
中継してみせる。てな具合に美点を列挙してみたが評価が
いまいちなのは外出しフィニッシュ連発で中田氏原理主義者
たる愚息が嘆きの壁で慟哭するがゆえ。あとMっ気のない自分
的には女の子に罵倒加虐系が多いのも減点要素。読み口
軽快なこの人の作品はあうん本誌でならド直球犯るだけ漫画と
重厚長大ストーリーものにはさまれて絶妙の存在感を発揮
するのだが、こうしてまとまるとつけ合わせのキャベツのみを
サラダボウル一杯出されるみたいでちと味気なかったりもして。
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