2010-04-16

本日の遅延情報。

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話△ 抜△ 消大 総合△
美人姉妹がそれぞれの彼氏とラヴラヴライフ表題作8話+短編
3本。マークなし。ガチ成年向けから慎太郎シール誌に軸足を
移してからはおもに20代男女のコージーでライトな恋愛模様を
安定したペースで提供し続けるこの人最新刊だ。90年代少女
漫画とアニメ絵のアマルガムなタッチは今世紀に入りどちら
ともつかぬ独特のタッチで固定され、目新しさはないものの
常に一定水準のクオリティを保証の定番商品と化す。後述する
ように少しずつ新しい試みはしているが導入のペースはごく
ゆるやかなので振り落とされる心配もない。今回メインの表題作
ダブルヒロインはいずれも長髪巨乳さんですでにステディな
相手もいらっしゃってとキャラ造形が相似形なせいか、一方は
幼くもう片方は大人びたルックスにと描き分けに配慮。その
ためお姉ちゃんの方がやたら馬面っぽいのは個人的にうれしく
ないですが。のっけから指輪ゲット済みでラストに華燭の典を
挙げる姉は当然のこと、妹側も長年連れ添った夫婦のごとき
貫禄で必然的にホレたハレたの修羅場ったやりとりとは無縁。
よって読者としてはなにげない日常のなかに相手の気遣いや
真摯な思いやりを感じ心満たされてゆくハートウォーミングな
物語世界にわき目もふらず没入するのがベストだ。この場合
濡れ場はストーリーに付随するスパイスのような存在であり
分量も過激度もかなりひかえめ。昨今の双葉社系に共通する
性器の痕跡すらうかがえないホワイト消しも健在ゆえ、これ
単品でフィニッシュまで到達しようとは思わぬが吉。そんな
なか前作あたりからごく上品だとはいえアヘ顔めいた描写を
随所に挿入しているのは救い。ほおを上気させ半開きの瞳を
トロンとうるませてみたり全身をのけぞらせながらたっぷり
膣内射精されてはしたなく大口開けてイキまくったりの光景
にはけっこうグッときた。全般的にはヌルエロの域を出ず前作に
引き続き抑えた評価になるものの、欲望がせっぱ詰まって
いないときに軽いカンフル剤として摂取するには好適かと。

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