2010-04-17

今週のソッツ・アート。

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話△ 抜◎-○ 消小 総合○
お堅いふうでいてセックスには積極的な学級委員長ほか女子
たちの恋愛模様オムニバス全8本。クセはあるものの訴求力の
えらく高いキュートな萌え絵で問答無用の性戯天下一武道会が
持ち味のこの作家4冊めだ。重たい因習凌辱ものだったデビュー
作から一転気のふれたバカエロの2・3作めときて、今回は
アホっぽさを残しつつも要所では真摯な1on1のピュア恋愛系
へと路線を変化。行為が比較的強引なのであまりラヴラヴ
には見えないものの、子供どうしの初々しい感情のやりとりに
ニヤニヤ。舞台を小学6年生のひとクラスに固定したため
年齢の幅こそないが、甘食レヴェルの可憐な双丘から大人
顔負けのロケットおっぱいまでいろんなボディを取りそろえ。
そんな彼女たちがクラスの男子はじめ担任教師から上級生に
お兄ちゃんと愛の交歓にいそしむさまを主役級6人が順ぐりに
メインを張りながら描写。この人の最大の美点であるぷっくり
盛り上がったプレティーンまんこをハードに活用する濡れ場は
あいかわらず強力で、ピキピキちんこを容赦なく差し入れて
激しく結合部を突き上げ未成熟な子宮の奥底めがけたっぷり
ザーメンを叩きつけるまでの一連のシークエンスを豊富な
断面図をちりばめながら実況中継。なかでも素敵なのが挿入
した刹那男女とも電流のように快感が走りその衝動のまま
射精/アクメに至る場面。まあそう都合よく瞬間的にイクもん
でもないが緊迫感の演出として秀逸だ。むろんそれで終わらず
じっくりねっとり肢体の絡みあいや結合部の往復運動を映し
ながらなんども絶頂に達し精液を放出しまくる充実のファックに
こちらの精巣もすっかり枯渇。長編では露呈してしまう性急な
展開や説明不足の科白まわしを短編連作とすることで目立た
なくしているのもグッド。ぷにぷにボディのょぅι゙ょにガッツリ
中田氏したい気分のときに手元へ装備しておけば即座に衝動を
満足させてくれる快適な抜きツールといえよう。個人的には
とりわけ短髪ツリ目眼鏡っ娘委員長・比丘尼さんの毅然とした
態度およびそれとは裏腹のエロ魔神ぶりに雑誌掲載時から
トリコで、単行本でも扱いがよろしくて満足でございます。
話△-○ 抜○ 消小 総合○
島内の少女と自由に犯れる地上の楽園でくり広げられる性の
饗宴の裏にあるものは……連作「巫女島」シリーズ7話+前作
から継続おこちゃまカップルもの番外編&2本+独立短編3本。
エロシーンでの圧倒的な疾走感と硬軟自由自在のストーリーを
ひっさげて衝撃的デビューを果たした処女作から1年そこら、
テンションもそのままに2ndコミックス登場だ。分量的にメインの
冒頭連作をはじめ1冊めからキャリーオーヴァーのお話が大半
ゆえ双方購入を推奨するが、有無をいわさぬガチファックの
連鎖によりこれ単品でも存分に抜きライフを堪能できる。勢い
重視で繊細さはないもののたいそうキャッチーなアニメ絵で
描かれるひとケタ~ミドルティーンのニンフたちはぷにっとした
皮膚の質感が絶品で、育ちきらない柔肌におのが肉棒も液体も
すべて吸いこまれていくかのよう。またいかにも幼女然とした
フラットボディから年齢に似合わぬ発育の肢体までレンジを
広く用意して多様なニーズにお応えしているのも加点要素だ。
どの話も基本的にヒロインから積極的に肉体の接触を試みては
本懐を遂げる能動エロスの殿堂であり、我々もスムーズに欲棒
摩擦運動へと移行できる。もちもちの乳房を乱暴にまさぐり
ながらすべすべまんこを押し開き、強烈に締めつける膣肉の
感触を楽しみながらさっそく1発射出。引き続き体位を入れ換え
趣向を取り替えて、その都度キュートにあえぎながら快楽を
しぼり取るロウティーンまんこめがけて2度3度と精液を放ち
続ける欲望の無限回廊だ。とまあ今回も使い心地良好の鉄板
銘柄ではあるのだが少々引っかかる点も。「巫女島」連作に
おけるユートピア/ディストピア的世界のアイロニカルな描写は
たしかに力が入っているのだけれどその語り方としてモノローグと
科白に頼りきりで、煩雑なネームがおもしろさをスポイルしがち。
その意味では読み切りの方が抑制がきいていてよかった。とまれ
彼はこの2冊で伝説級のインパクトを残したのは間違いなく、
一般誌に旅立ってもときどきはLOに出戻って濃厚エロを展開
してもらいたいもの。

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