2010-04-20

本日のダブルプレイ・シフト。

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話○ 抜◎-○ 消極小 総合○
ある日突然異世界から軍服少女二人組が降ってきて組んず
ほぐれつ表題作中編5話+短編5本。スタイリッシュな絵柄で
描かれる頭身高めガールズがガッツリちんこ入れられて激しく
乱れる濃厚エロスがぼくらの脳髄を直撃する作者3rdコミックス。
シャープで陰影くっきりの硬質な描線はデビュー当初からの
持ち味だが、この単行本収録作品の最古/最新2年のスパンで
軽やかさとキュートネスが新たに加わりいっそう魅力が増した
のがわかる。女の子らしいコケティッシュさを前面に押し出し
はじめたキャラ造形に呼応してなのか、物語もNTR等の屈折
したものからピュアラヴ志向へと変化。なかでもタイトル・
チューンはドタバタした序盤からは信じられないほど立派な
ボーイ・ミーツ・ガールものに最後は仕上がって赤面したり
ニヤけたり。一方で従前からのド迫力ファックはうれしいほど
不変であり、女子どもが無我夢中で男根をほおばっては先走り
汁をゴクゴク頂戴するというアクティヴなアティテュードが好ま
しい。起伏に富んだつややかな肢体をフルオープンしひくつく
柔肉をぱっくり開いて挿入を懇願する彼女たちのリクエストに
お応えして白黒ショウのはじまりだ。マシンガンのごとき擬音と
断続的なアヘ声をBGMにして性器どうしのタイマン勝負を
ゲップが出るほどくり広げ、バックから貫かれて全身を痙攣
させながら常軌を逸した量のザーメンを2度3度と膣内に注入
されては絶頂に達するヒロインズの媚態に愚息も昇天。ことに
近作ほど日常時のかわいらしい仕草とのギャップが際だち、
われらが陰部の摩擦運動にもいっそう力が入るというものだ。
ストーリーと実用性のバランスではこれまでの3作中抜きん
でており、寝取られイメージのみで敬遠していた方にも自信を
もってお勧め。自分的には愛と友情をストレートに描ききった
表題作はむろんのこと、催眠術にかかったふりしてすなおな
心情を吐露する「ファレノプシス」のベタ甘っぷりにも全面
降伏でございます。
話△ 抜△ 消中 総合△
おっぱい大きめガールズが愛するあの人にあつあつのザーメン
注がれうっとり短編全6本。オーソドックスな和姦からガチ
凌辱にショタホモ、頼まれればTLだってやっちゃうよのオール
ラウンダーが贈る全編カラー彩色の最新刊だ。これはマーク
つきの雑誌媒体から撤退した松文館が最近になって刊行を
はじめたオールカラー単行本のラインナップのひとつとして
世に出されたものだが、同時にこの作家のお仕事としては2年
ほど途絶えていた真正の黄色い楕円物件でもある。レディース
でも活躍するだけありユニセックスなアニメ絵ではあるが、男性
向けメディアではそれ相応に絵柄を微調整しており違和感は
ない。物語はまったく奇をてらったところのない1on1の純愛
系で、巻末の成人後とおぼしきお姉さん×弟ものを除けばハイ
ティーン制服女子でヒロインを統一。すれ違いぎみの互いの
心がようやく接近したところでメイク・ラヴに突入の王道展開は
新鮮味こそないが変に修羅場も起こらず万人受けすること
だろう。両手に余るヴォリュームの双丘を派手に揺らしながら
ぷっくりまんこに激しく怒張を出し入れされては全身を震わせ
あえぎまくる女の子のキュートなアヘ顔をなんどか体位を入れ
換え堪能しつつ気持ちよく膣内射精し両者TKO。とまあ基本に
忠実な抜きツールゆえ表紙のタッチが気に入ればぜひ……と
通常は書くのだけれど、以下に述べる理由により商品性では
見劣りするので正直推奨しかねる。まず手に取ると明らか
だが、カラー用に紙質が上がるのとトレードオフなのか厚みは
標準的なエロ漫画単行本の半分程度。それなのに税込み
1,200円の割高プライスなのだから費用対効果はどうしても
下がる。ならば色つき原稿部分にプレミア性を見いだすしか
ないのだが、たとえば石恵やヒット出版社の外注塗り師の
ような扇情的な彩色というわけでもなく購買意欲が増加する
かというと微妙。面積大きめの白線消しも興奮を削ぎがちで、
俺としては作者の固定ファン以外にオススメする積極的理由を
見つけられなかった。

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