今夜のベレンコ事件。

• 甲斐ひろゆき「ラブかちゅ」富士美出版 ISBN:9784894219519

話△ 抜○-△ 消極小 総合△
男性器のリアリティ追求に燃える漫研女子'Sが入部希望の
男子を拉致して迫真スケッチ正続編+AV女優となっていた
妹を主人公が問い詰めると原因は兄たる自分で……本編&
描きおろし後日談+短編8本。けしからなさすぎのダイナミック
ボディを縦横無尽に振り回して派手にイキまくる女の子の
ドアップまんこめがけて白濁液をチャージしまくりの豪華絢爛
ファックで読者の勃起中枢をダイレクトに刺戟するこの作家
初単行本だ。なお作者公式サイトを見ると本作以前に柊流架
名義でコミックスが1冊出ているようなのだが、予備知識ゼロで
そちらも未見の俺はこれがファーストコンタクト。スッキリした
一般青年誌系のタッチで描かれるハイティーン主体の女性
キャラはお顔を見る限りさほど特徴的ではないが、首から下は
頭身も高ければ骨格もガッシリのえらく抑揚に富んだ肢体が
アルプス山脈のように連綿とそびえ立ち壮観だ。それゆえ
人形のように繊細なスレンダーっ娘をお望みの方は即回れ右。
一方で物語はほの暗さを最後の1滴まで除去したピーカン和姦
仕立てで、前向きですなおなキャラたちが率直に感情をぶつけ
あうさまはまるで柑橘類を丸かじりするかのごとき爽快さだ。
そのぶんウェットでむせかえるような欲望の匂いとは無縁だが
絵柄とはよくマッチしており、原初的な衝動のままに肉体を解き
放ち快楽に身をゆだねるスポーティーな性の饗宴がどこまでも
続く。大ぶりの淫芯をガバッと開き極太のジョイスティックを
飲みこんでは内壁を独立した生きもののように蠕動させながら
ハードに締めつけて大量のザーメンをしぼり取りなんども絶頂に
達する女の子のキュートなイキ顔を思う存分堪能だ。表紙の
ようなロングヘアの子より裏表紙みたく短髪さんの方が断然
好みな俺は前者の比率が高い今作品集の点数を少々下げて
しまったが、そんななかショートボブバレー少女×好男子顧問
先生のさわやかガチエロス「部活終わり」にはたいそう息子が
お世話になりました。