2010-05-25

本年度の助成論文。

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話△ 抜◎-○ 消小-無 総合○
妖魔をお腹に宿して退治する女子高生巫女がその力のせいで
いろいろと災難表題作長編全9話。端正なフェイスとは裏腹の
ダイナミックなボディを惜しみなく開きハードに活用の特濃
ファックがまいど素敵なこの作家11冊め。代表作である同社
での長編「LOVE&HATE」以来の長尺ものとなる今回は退魔
ネタということで熊本弁巨乳女子高生巫女ヒロイン・奈瑞菜が
妖に悪さされてはひどい目に遭うパターンが主流なものの、
能力をときにうとましく思いつつそれを引きずらず前向きに
物事を解決する彼女のポジティヴィティのおかげでさほど
陰惨さを感じさせず読めるのは長所。15歳とは思えないほど
けしからんおっぱいとご立派な土手をお持ちの奈瑞菜たんは
東雲龍キャラのなかでも屈指のキャッチーさで、しかも妖怪を
自分の胎内に孕んで浄化する際に必ず発情しちゃうなんていう
ステキ設定までありと最強すぎます。おかげで物語は人外に
犯されるか退治中にオナるかのうれしい二者択一で、さらに
爆乳の親友さんと貝合わせしたり妄想でレイプされたりなど
精液分泌支援装置として至れり尽くせり。欲を言えばエロ
ピンチの立役者が触手タイプの妖怪ばかりなのでもっと人間
らしい相手に輪姦強姦されてほしかったところだが、そこは
中盤にあったレイプ妄想でしっかりカヴァー。乳首をビンビンに
屹立させティーンエイジまんこを酷使しながらだらしないアヘ
顔さらしボテ腹揺らして派手にイキまくる奈瑞菜たんの痴態に
シャフトをこすり上げる手にもいっそう力が入ろうというものだ。
掲載誌休刊の影響かふんだんに盛りこまれたアイディアが消化
不良ぎみのままオハナシが終了しているのはいささかもったい
なさを覚えるところだが、華やかなヴィジュアルとフリーキーな
エロスの無差別爆撃で際限なくちんこをしごける鉄板抜き銘柄。
あと北の僻地の住人として奈瑞菜たんの操る九州熊本の摩訶
不思議なことばにも魅了されまくりであります。
話○ 抜○ 消極小 総合○
男子も女子も仲よく性欲処理連作9本+描きおろしショート。古き
よき少年漫画を想起させる丸っこい描線にふさわしくほんわか
おっとりの常春ワールドで道徳の一部が思いっきり欠如した
性の交歓をあっけらかんとくり広げるこの人も順調にキャリアが
積み重なりついに10冊め突入だ。前作と同様に小学生が
題材のテーマアンソロが初出なので一部を除きプライマリー
スクールガール専科。とはいえみなさん低学年のころから
明るく楽しくセックスにいそしむという狂った設定ゆえ、幼い
つぼみを破瓜の血混じりで散らすのがお好みの方は回避する
こと。いささかあか抜けなさの残るタッチで描かれるキャラ
たちは綿密に描き分けられているわけではないが、こと性器に
関してはビラビラのシルエットから厚み、はたまた陰核の
サイズにいたるまで1人1人オリジナルに形状設計がなされて
おり、いつもながらにこの作家のまんこ描写に賭ける鬼の
ような執念がうかがえる。牧歌的と呼ぶにふさわしいほのぼの
ストーリーにえげつないほどの性器ドアップをちりばめつつ
どっかおかしいのに心温まる科白まわしをゴリゴリ脳裡に
刻みこまれるうちにセックスがまるで3度のメシより普遍的な
営みに思えてくるから不思議だ。凹凸の少ない肢体どうしを
重ね合わせ適度にうるむ男根により幼い淫裂を貫かれながら
心地よさげに嬌声をあげる幼女の素朴なアヘ顔を堪能しつつ
内奥めがけたっぷり白濁液を注入し周囲でまぐわう者みな
絶頂。かくのごとくくり広げられる一種マニエリスティックな物語
世界にすっかり脳髄が冒されれば君ももうこの作家から離れ
られなくなることだろう。個人的にはちびっ娘だけでなく以前の
ように10代なかばのキャラも活躍させてもらいたいところだが、
この唯一無二の個性を変に矯正することなくコンスタントに
作品を発表してくれるだけで充分な僥倖だ。

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