2010-07-13

今月の豪華ゲスト。

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話○ 抜△-× 消大 総合△
辣腕美人編集長×ヒラ編集男子の恋愛は順調に進展し
プレイも深化表題作長編7話(第8-14話、以下続刊)。マーク
なし。デキる女なのにラヴ方面ではスットコドッコイの主演
女優・哀川さんのキュートでお茶目な言動を今回も心ゆくまで
堪能だ。いい年こいた大人どうしがまるで80年代ラヴコメ
漫画カップルのごとき赤面ティックなイチャイチャぶりをフル
スロットルで見せつけるストーリーテリングは前巻同様で、
わざと状況を進展させないままストレッチさせた印象なのは
2巻で終わる予定を延ばしたためだろうか。ただこの物語の
キモは恋人たち2人の掛けあいにこそあるので変に起伏を
つけようとムダに新キャラを増やしたり要らん修羅場突っこん
だりしないのは正しい判断。そうはいっても不穏な展開への
担保としてかNTR要員ライヴァルを引き続き暗躍させて
いるのは不安要素なのだけれど。そんなわけでよけいな
ことは考えずエロ漫画ギョーカイもの的エピソードの合間に
趣向を凝らした濡れ場をはさむパターンの連鎖を大口開けて
貪食するが吉。ちなみに冒頭ではこの作家の専売特許たる
ローションネタが全面フィーチャーされているので従来からの
ファンは刮目せよ。オフィスでラヴホで公園でお互いの自宅
でと委細かまわずメイク・ラヴしまくる哀川さん&今井くんの
幸福そうな睦みあいをニヤニヤ眺めていたらさほどちんこを
握りたいと思わなくなってくるから不思議だ。夢も希望も
ない巨大白抜き修整ともあいまってこれ単品で実用に供
するのは厳しいといわざるを得ないが、くるくる表情を変え
無邪気にはしゃぐ平常時と覚えたての快楽に身をゆだね
成熟した肢体ををよじらせてアンアンもだえまくる本番時との
すばらしきギャップを披露する哀川さんの魅力をめいっぱい
引き出した作者の手腕に乾杯。あとはこの良好な雰囲気を
維持したまま終末に向けきれいにソフトランディングして
くれるのを祈るばかり。

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