2010-08-28

今宵のポエトリー・リーディング。

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-エレクトさわる「PANDRA -白き欲望 黒の希望-」 キルタイムコミュニケーション ISBN:9784860329631
話△ 抜○ 消小 総合○

魔法学園に転入してきたひとりの少女がその強力無比な魔力を用いて生徒や関係者を訊問凌辱表題作長編7話(以下続刊)+同一世界観短編1本。反則級のムチツヤ爆裂ボディを縦横無尽にむさぼってはあらゆる液汁ぶっかけまくりのすばらしき芸風でお送りする作者第4単行本にしてこの出版社からの2冊め。なお自分は通常版を購入したが同時刊行でおっぱいマウスパッド付属の限定版もリリースされている。
エロゲ調の非常にキャッチーな絵柄で頭身高め巨乳-爆乳っ娘大量投入という根っこの部分はそのままにいっそう乳首や淫裂の美味そうな色艶だとか飛び散る精液愛液唾液涙液のじゅくじゅくとしたシズル感がアップしてヴィジュアル面は万全。また今回はファンタシーものということもあり魔物たちまでもが画力向上の恩恵を受けてその逸物やら触手などがウェット感あふれる生き生きした造形になっております。
当社での前作「淫術の館」の舞台設定を引き継いで展開のストーリーは狂言回し役たる謎めいた雰囲気の美少女・シャリィにより各回のエロピンチ担当キャラが真実追究のための手段を選ばぬ荒技の犠牲になる構成。後半部の過去回想シーンでは隠されていた真実の一端が明かされ物語はいよいよ佳境に……というところでto be continuedなので全体的なお話評価はまだ保留。まあそのへんはひとまず脇に置いといてたわわな女体の上をひたすら男根とヌルヌルしたヒモが乱れ飛ぶゴージャスな絵面を堪能するのが吉。
無数の触手をうねらせた召喚獣に全身をからめ取られた各話ヒロインズが着衣を破られたわわな乳房を露出してスタートの凌辱劇はむろんこの作品のメインディッシュで、催淫効果のあるアイテムを仕掛けられ即座に全身性感帯と化した彼女らが濡れそぼつ秘所をこじ開けられていきり立つ怒張の侵入を許す。同時に口腔やら菊門やらいくつものウィークポイントを責められてたちどころにしびれる快感に脳裡を支配されハートマークを乱舞させるさまがじつに扇情的。なんども体内に白濁液を注入され気持ちよさのあまりよがり狂うそのはしたないアヘ顔を埋めつくすかの勢いでたっぷりホワイトパックを施せばすでにそこにいるのは単なる発情したメスブタだ。
個人的には触手ものがさほどで好みではなく、またショタ父様がアナルほじられ絶頂などうれしくないシチュもあったりするのだが、それをさっ引いてもこの怒濤のエロシーン絨毯爆撃の息もつかせぬ連鎖には圧倒され愚息もご満悦。来るべき続編では今回抜き的には活躍のなかったシャリィのエロとかを期待しつつまたしても精液のストックを枯渇させられてしまった。

-しらんたかし「隣のあの娘をプロデュース」少年画報社 ISBN:9784785934545
話△-○ 抜△ 消大 総合△

一見冴えない無職男が隣人女子たちの才能をみごとに開花させついでに身体もお召し上がり表題作中編4話+短編4本。マークなし。ひとくせありそな女の子とめくるめくセックスを今回はコンビニ誌でも展開の通算5冊めにして初の非成年扱い。
一般青年誌調の普遍的なタッチに少々ゴツゴツした肢体をプラスのいささかフェティッシュな造形がデビュー当初からの持ち味で、マークつきではガチロリも描くが今回はレイティングの都合もありオール18歳以上。みなさん立派なお胸をお持ちだが他作家の描く巨乳よりは現実的なサイズで、また前述したようにうっすらアバラが浮かんでいたり筋肉の微妙なラインが見えたりと3次元的リアリティを感じさせるボディ描写は好みが分かれるかも知れない。
ヘタレ風味男子がなぜかモテモテで……な典型的ハーレムもののパターンを踏襲する冒頭連作はきわ立って特徴的ではないが、後半収録の読み切り4本はヤンデレコスプレっ娘/言葉責めSっ気歯医者さん/もと男の子が性転換/熟れ熟れ人妻が魔女っ娘衣装という具合にフリーキーなキャラメイクをしてきていて、こちらの方が断然しらんたかしテイスト濃厚。お約束を効率よく摂取の前半部と作家性を思いきって打ち出した後半部と2つの味が楽しめお得感いっぱい。なお一部見覚えのある名字の方などがおられるところを見ると、明記はないが今回の登場人物もこの作家のそれの常としてなんらかの系統樹でつながっているものと推測される。
エロシーン自体もコンビニ売り誌のそれとしては比較的容量を割かれており、景気よくまんこをおっ広げてはグイグイ如意棒を侵入させてドーンと大ゴマで膣内射精フィニッシュの力強いファック。事後クタッと横たわり依然として呼吸を荒くしながらうつろな顔で快楽の余韻にひたる彼女たちの満ち足りた表情がまたさらなる劣情を刺戟する。
そんなわけでこの人のマークなし初挑戦はまずまず無難な滑り出しといえるもののフェイタルな弱点も。これまたありがちなことだがちんこもまんこもシルエットすら判別できぬほど大きくかつ真っ白けの修整がその消しを予期していなかったであろう元原稿のよさをスポイルしまくり。数コマに分割してねっとりフェラとかM字開脚くぱぁとか本来の意図が白抜きで台なしになる場面くらいネーム段階で編集が指摘すべきだろう。この問題に関しては俺も以前は作者にその責を負わせていたが、これだけ成年誌-非成年誌のクロスオーヴァーが広がると依頼する側がとうにノウハウとして持っておかなければならないと思うので。

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