2010-09-17

本日の弱め界磁制御。

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-妻籠いずも「姉弟肉便姫」久保書店 ISBN:9784765934657
話△ 抜○ 消小 総合△

エロかわいいお姉ちゃんとショタかわいい弟くんがお互いを求めあい甘く熱く性器どうしでちゅっちゅ短編全10本。老若硬軟さまざまなエロスを追求していた八重田なぐも名義時代から近年はすっかり長身巨乳エルダーシスター×短躯可憐ヤンガーブラザーもののオーソリティとして好事家より熱烈な支持を獲得している作者通算12冊め。
タイトルこそやや不穏な雰囲気ではあるものの、ひとたび中身をめくればこれまで以上に徹底して恋する姉弟のイチャラヴに特化した激甘物件。ここ数年来導入が図られていた東雲太郎風味のタッチは旧ペンネーム時代のクセ強めなアニメ絵への揺り戻しが感じられるが、物語世界はもう昔のようにロリネタだとか手ひどい凌辱などへと脱線することはなさそうだ。
夾雑物がすっかり排除されたことでストーリーラインはどれも恐ろしいほどにテンプレ化し、ヒロインの髪型と若干の性格的味つけの差異以外に10の掌編たちを区別するものはない。導入部から早くも愛情全開の姉さんが終始おとなしめの弟君をリードしながらサクサクまんこおっ広げてちびっ子ちんこを迎え入れ、ハードに愛を確かめながら朝になるまでヤングなザーメンを搾取しまくり。真性のオネショタスキーにとってはまさしく地上の楽園の具現化だが、そうでない人にとってはシーシュポスさながらの苦行となりかねないので注意すること。
展開をあえてインスタントにしたぶん濡れ場への注力ぶりは特筆すべきもので、とりわけマリのように巨大なバストとそこから屹立する大ぶりの乳首のヴォリュームを存分に活かしたねちっこいパイズリ→フェラへの流れるような移行やみずから生い茂るジャングルをくぱぁと押し開いて弟くんの挿入意欲を飛躍的に高めるおねだり科白を放つ際の色っぽい目線がたまらない。辛抱たまらず稚拙な腰使いでひたすら姉まんこを突っつきまくるおこちゃまセックスにお姉ちゃん悶絶。ほおを紅潮させ涙を浮かべながら機関銃のように淫語をばらまく彼女らの子宮口にターゲットを定め生命力のすべてを白濁液に変えて画面いっぱいにスペルマシャワーの豪華絢爛フィニッシュに思わずゲップ。
せっかくのスウィートな特盛和姦が芸のないタイトルのせいで一見さんにそれとわかりにくくなっているのはいかにも惜しく、またこの作家が描く短髪女子が大好物の自分的には今回ロングヘアっ娘多めで寂寥感は否めず総合評価をひかえめにしたが、限りなく○に近い採点。今後も姉弟相姦ファンダメンタリズムを前面に押し出した意欲的な芸風を貫き続けてもらいたいものだ。

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