-坂崎ふれでぃ「にく☆じる」サン出版 ISBN:9784904598900
話○ 抜○ 消小 総合○
ポップ&キュートなおっぱい大きめハイティーンガールズが忘我の表情で汁だくセックスに耽溺短編11本+オールキャスト大集合描きおろし乱交漫画。明るく健康的なタッチでいながら行為はひたすらえげつなくハードに迫るギャップがなんともちんこに頼もしい作者初単行本だ。
先々月にレヴュウした春風大樹と同様にエロ漫画/グラヴィア混在誌「マガジン・ウォー」を初出とする今作は俺の方に予備知識がまったくなく、また表紙を見てのファーストインプレッションではエキセントリックな部分ばかりが強調されているように思えて正直期待薄だったのだが、いざページを手繰ると評価は一変。とても処女作品集とは思えない達者な筆致とすでにして確立された強烈な個性にシャッポを脱ぐこととあいなりました。
適度にディフォルメを効かせたハッキリくっきり少年~青年漫画系のタッチはいささか描線がうるさい部分はあるものの非常にキャッチーで、それも1年半前のデビュー作からすでにして完成形。喜怒哀楽をときに大げさなくらいに表出して躍動するJK専科のヒロインズがなんとも愛らしい。また掲載誌の特質上ヲタ層にターゲットを特化する必要がないからだろうか、純情奥手っ娘からくわえ煙草のスケバンまでキャラメイクの幅がずいぶん広いのもプラス材料。作者も女子の造形にはことのほかこだわっているようで、その情熱のほとばしりをみっちり小さな字で詰めこまれたカヴァー下作品解説でうかがうことができる。
物語のベースラインはほぼ例外なく軽快エロコメで、そこに乱交やラヴラヴなど各話いくばくかのトゥイストが加えられる。そのなかでも痴女ものはこの人の十八番であるようで、委細かまわずガツガツつがっては白目剥きつつマシンガンのごとく淫語ばらまきまくりのアクメっ娘を描かせると天下一品。視線もうつろにダラダラよだれたれ流してはハートマークを乱舞させてなんども絶頂に達する彼女らのあられもない痴態に我々の先走り汁も止まらない。
ことほどさように形態はさまざまながらエロシーンにおけるちちしりまんこ大量投下はいずれにも共通するところで、砲弾のように突出したバストともっさりご立派な密林を備えた大ぶりの蜜壷とを休むいとまもなく酷使する。元気いっぱいに性器同士のどつき合いをくり広げながら愛液唾液涙液いろんなリキッドにまみれつつシメは子袋が破けようかという勢いで大量のザーメンを連続注入だ。全身白濁液にまみれ痴呆じみたお顔で全身を痙攣させるおにゃのこのだらしないアクメ顔が君の勃起中枢をいっそう強くプッシュせしめることだろう。
通常なら自分は白目剥きアヘ顔濫用について肯定的評価をする気にならないのだが、今回はその徹底ぶりとそこに至る必然性をキッチリ考え抜いた緻密な作劇とにすっかり魅了され評価アップ。ワニやコア、TIといったエロ漫画界の主流からは遠い場所での掲載作ゆえ知名度で見劣りするのは否定できないがこと作品の完成度ではそれらにまったくひけを取らない。俺的にはジト目無表情おかっぱ眼鏡っ娘・高橋さんが初ファックでグッと魅力的な媚態を見せてくれる「シャッターチャンス」が最愛でございます。
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