2011-03-09

今月の砂嵐電波。

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-LAZY CLUB「ままちあ」久保書店 ISBN:9784765934770
話△ 抜○ 消小 総合△

心優しき継母がむっちりボディをフル活用してコスプレH表題作連作4本+パツキン特盛従妹と異文化コミュニケイション連作2本+独立短編4本。くっきりアニメ絵のグラマラスレディがたわわな肢体を存分に誇示しつつご奉仕してくれるというすばらしき芸風でぼくらを魅了するヴェテラン作家の最新単行本は前作「想像以上妄想未満」刊行からおよそ1年半ぶりのリリース。
目鼻立ちくっきりのディフォルメ強めなペンタッチは90年代後半のデビュー当初の最新スタイルだったが、さすがに2011年のいまとなってはいささかオールドファッション。しかしながら劇画的泥くささとは無縁であり萌え絵世代にもさほど抵抗なく受け入れられることだろう。
表/裏表紙を飾るおっぱいドドーンとまろび出しのカヴァーガールはそれぞれ収録作品のメインコンテンツとなる長尺もの2作のヒロイン。彼女らがとびきりのスマイルとともに惜しげもなく裸体をさらすその構図が物語るとおり、中身のお話もみな洋ピンライクに明るく楽しい和姦専科。読み切り作品を含め例外なく特大のバストとどっしり肉置きのよいお尻/フトモモをお持ちの女性陣がステディな彼氏に積極的にまたがっては幸せそうに乱れる鬱度0%のさわやかエロスだ。
のっけから相思相愛or憎からず思う関係ばかりで愛憎入り乱れる修羅場などは注意深く排除されたラヴ・ワールド花ざかりゆえオハナシ的深みはほとんどないが、このイージーゴーイングな展開はおそらく登場人物の誰も不幸になることのない祝祭的空間を維持するための意図的なものなのだろう。その諒解のもと平和裡に摩擦運動へと脳みそのリソースを集中させてくれる優れた抜き物件だ。
クセのない好人物として描かれる男子諸君への好意をあからさまにする女子どもの蠱惑的なボディランゲージに気圧される形でファックスタート。ヘヴィ級の双丘をブリブリ振り回しながら下半身を押しつけてくる彼女らのリクエストにお応えしてさっそく精神棒注入だ。きゅんきゅん収縮するドスケベまんこを突き上げるたびとろけまくったツラをさらしマシンガンのように淫語をばらまくさまがたまらなくエロっちい。さまざまにアングルを変えちちしりまんこをクローズアップしながらいっそう激しくアヘるメスどもの内奥めがけたっぷり白濁液を種つけし果てるまでのシークエンスを豊富な結合断面図をフィーチャーしつつ生中継し続ける。
みなさんグラマラスボディの積極派プレイヤーでキャラ造形が統一されており髪型以外に差別化要素が少ないのが難点だが、このタイプが大好物の諸兄にはむしろ福音となろう。いつもニコニコ明朗快活なセックスに鬱屈した心もすっかり癒されること必定だ。俺的には金髪碧眼ソバカスJKっ娘があやしげなガイジン日本語を織りまぜつつ浴衣ファックやパイズリwith制服プレイで気持ちよく昇天させてくれる「夏は夜と言ってね…」/「秋にはまだ遠い夜」連作がお気に入り。

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