今季の延長規定。

-ゴンざぶろー「淫乱舞乙女」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784799200797
話△ 抜○ 消小 総合△

気丈な戦闘少女たちが悪の怪物どもの手で無理やり膣内をこじ開けられ大量に白濁液を放たれて屈辱のなか絶頂短編8本+巻頭作品後日談描きおろし漫画。可憐なフェイスにたゆたゆおっぱいのキュートガールを問答無用にレイプ凌辱という漢らしいアティテュードが素敵な作者第2単行本だ。
二次元ドリーム系の作家はアンリアル執筆陣以外ほとんど無知な俺ゆえ、おもにアンソロを舞台に作品発表しているこの人の処女作「INDECENCY MAGIC」(2008年9月刊)を発売当時はまるっきりスルーしていて申しわけなくもこれが初チャレンジ。瞳おっきめ/ディフォルメきつめの典型的なアニメ絵で描かれるおにゃのこが触手と分泌物にまみれて涙するカヴァーイラストがなかなかに劣情をそそる。
表紙/裏表紙の1枚絵や漫画原稿抜粋などでも明らかなように、女性陣はおおむね10代なかば～20代相当の巨乳っ娘がズラリと首を並べる(一部性転換する男の子なんて変化球もありますが)。みなさんマリのように張り出したバストの輪郭も美しく、むっちり肉置きのよい太ももとともにセックスアピールは抜群。そんな彼女らがこぞって卑劣な罠に堕ちては衣服をひん剥かれてガッツリ犯されまくるのだからたまりまへんな!
昨今和姦ものの進出がいちじるしいこの出版社ではあるが、ファンタシー舞台&リョナ風味凌辱調教エロという開闢以来の路線をかたくなに遵守するストーリーラインが今作のいちばんのウリ。ことに人外生物のさまざまに機能する触手やらスライム状の特殊粘液やらにより人間同士ではあり得ない奇抜なシチュを次々と実現するファンタスティックな濡れ場が見物だ。媚薬兼用のザーメンで処女でも即座によがりまくったり1回めから異物の赤ちゃんを孕みすぐさま出産したりのアンリアルなプレイに読者の脳内麻薬も分泌されっぱなし。
抵抗むなしく敵の手に落ちて巨大な双丘をまろび出しM字開脚のまま下腹部をこちらへむき出しにする屈辱的な姿勢を取らされたヒロインのおびえる表情が勃起中枢をハードヒット。戦いに明け暮れ男を知らない少女のいたいけなまんこをいきり立つ怒張で容赦なく貫き続けるたび乳首を勃起させ初めての快楽におぼれてゆく彼女らの痴態がじつにエロっちい。シメははしたなく淫語をばらまきなんども絶頂に達する少女の子宮口の奥深くへたっぷり汚濁した液体を幾度となく注ぎこみ受胎完了だ。
前置きもなにもなくいきなりピンチ到来→速攻屈服して輪姦凌辱というインスタントな流れなので物語的なコクは希薄なものの、かわいらしいタッチとハードなファックとのギャップが素晴らしく実用性を高めておりナイス。TSネタなど私的苦手部門があったのでわずかに評定を下げたがほとんど○に近い評価。とりわけ「くやしい……でも感じちゃう(ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ」系エロ大好きっ漢の貴方には、堕ちもの調教の美味しい部分だけをコンパクトにまとめ摂取しやすい形で提供してくれるこのコミックスがさびしい夜の頼もしいお供となってくれることだろう。