2011-06-01

今月の連続完封。

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-大石中二「Wデザート」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784799200803
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

双子の姉の奔放なセックスを羨望のまなざしで見つめる妹だが突然肉体が入れ替わり願望成就本編&描きおろしフルカラー後日談+魔法先生が幼女形態→大人ボディに変身しザーメン搾取正続編+短編7本。カワイイ盛りのおにゃのこどもが進んで肢体を開きちんこをおねだりのワンダフルワールドを展開の作者通算2冊めだ。
現在の業界トレンドど真ん中のアニメ/エロゲ絵をつややかなCGワークで描くたいそう訴求力の高いタッチは初単行本でこそいささか絵柄のブレがあったものの、直近執筆作品でまとめたこのコミックでははや完成形。きわ立って個性的ではないもののイヤミなくキュートな筆致で万人受けするタイプといえよう。
あどけない表情のヒロインズは半数以上を占める現代日本舞台のお話においてはほぼ高校生固定で、異世界設定の残り数本も明記はないがおおむね10代なかばから20代前半相当。おっぱいサイズは並~爆までよりどりみどりながらトータルでは巨乳寄りとエロな若人の嗜好に忠実だ。少々テンプレっぽくはあるがツンデレから従順タイプに高飛車系と適度にキャラ造形もバラけさせており幅広いニーズに配慮。このあたりはエロゲコミカライズなどこれまでのキャリアの蓄積がきっちり活かされている感じ。
そんな彼女らとくり広げるエッチスケッチワンタッチは昨今この出版社で急速に勢力を増している和姦オンリー派のそれ。このあたりファンタシー凌辱の従来型カラーを踏襲していた先週の同社物件、ゴンざぶろー「淫乱舞乙女」とは対照的だ。じっくり愛を暖めるよりは出会って即エロ展開が主流ゆえ過剰にラヴラヴ色を希求するのは禁物だが、明るくコミカルな雰囲気が支配する作劇は誰にでもアレルギーなく受容可能。
導入もそこそこに女の子が自分からキャストオフして状況開始の濡れ場はこの作家最大の武器。とりわけ男子サイドからことさら働きかけなくても速攻で股ぐらを濡らし瞳をトロンとうるませてみずから淫語バリバリに挿入をおねだりするさまは破壊力抜群だ。すっかり発情し両手が添えられた粘膜をテラテラと光らせ呼吸を荒げながら「早くオチンチン挿れて!」と懇願する淫乱っ娘どもの痴態がぼくらの脳髄をダイレクトドライヴ。
そこまで言われて行動せにゃ男がすたるとばかりにすかさずたぎる怒張を穴ぐらめがけて強引ON。たちどころに嬌声をもらしうっとりした表情で交合を実況中継する彼女らの興奮もさらに倍加だ。激しく貫かれるたびたわわな双丘をブリブリ揺らし全身をいやらしくくねらせて快楽に身をまかせるヒロインズのアヘりっぷりもいよいよピークに達せんとするのに合わせてパイパンまんこのその奥へ大量に泡立つザーメンをたっぷりとトッピングし両者絶頂。さらにアナルにもお口へもとボディのあらゆる場所を精液で汚してゆきその都度彼女たちも幸せいっぱいプレミアムアクメ。
ストーリー的深みをあえて放棄しひたすら女体のプリプリ感と性行為のダイナミズムとを追求の鉄板抜きツール。この種の実用オリエンテッドな作品はレビューサイト等だとオミットされがちなのだが、個人的にはことにまんこ周辺の色艶やシズル感のすばらしさを高く評価したい。処女作からの進歩も顕著で購入後の満足感もひとしお。今回収録分では言動のすべてがイヌ化するウイルスに感染し公衆の面前で四つんばい放尿&交尾懇願の「The Dog Virus」で気持ちよく抜かせていただきました。

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