2011-06-27

今宵のミラクル・ナイト・ゲート。

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-陸乃家鴨「出戻り姫とニート王子」少年画報社 ISBN:9784785936440
話○ 抜○-△ 消大 総合○

小さなころからあこがれの才色兼備年上幼なじみがしばらくの不在ののち主人公の住む街へ子連れで帰還してから再び恋は動き出し表題作長編5話+壊滅的に仕事のできない同僚女子だけど愛嬌だけはよろしくてついほだされ前後編+独立短編1本。マークなし。唯我独尊ヒロインに凡人男子が翻弄されるさまを描かせれば右に出るもののないこの作家今年に入って2冊めとなる最新刊だ。
前々作から1つ前の単行本「半熟でぃべろっぱー」まではけっこう間が空いたのだけれど、今回はそこからわずか2か月弱とあっという間のお目見え。おまけに俺は購入しなかったがひさびさとなる厦門潤名義でのコミックスまで同時刊行というハードワーカーぶりには敬服するほかない(そちらをスルーしたのは苦手ジャンルのTSものなので)。
ざっくりした描線の90年代マニア誌的タッチは一般向けから成年誌へやってきてキャリアを積むごとに女体のエロっちさにますます磨きがかかり、ことに乳房の絶妙な張りや後背位を採ったときの背中~お尻のラインのなまめかしさといったらたまらない。なんども力説していることだが、これだけボディ描写が洗練されてきたいまこそコンビニ売りではないガチ黄色い楕円誌への復帰を望みたいところだ。
それはさておき、ストーリーの方は近ごろすっかりおなじみの勤労女子えっちアラカルト。ただここ数作で目立ったトリヴィアルな専門職ネタは影をひそめ、冒頭長編は働いていても学生兼業のパートタイムだし後ろの前後編&読み切りは事務職OLだしでビジネス色は希薄。そのぶんページ配分が心もちキャラの掘り下げや濡れ場(これが最重要!)方向に傾いた感じ。
その設定および掲載誌のレイティングゆえヒロインたちは必然的にOver18となるのだが、年齢相応の落ち着き払ったアダルトさんもいれば社会人とは思えないおこちゃま系もいてといつもながらに上手く属性をバラけさせているのはさすがヴェテラン。表題作の子持ち才女・沙姫さんは包容力抜群で前後編の童顔巨乳スーパードジッ娘・深田さんは超のつく天衣無縫だったりとタイプはまったく違うのだけれど、共通しているのはいずれも男子を恋焦がれさせ振り回すその魔性ぶり。今回に限らず陸乃家鴨ヒロインはみなこの性質を標準装備なのだが、けっしてイヤミにならずあざとくもなくごく自然にそれを発揮するのでお話が陰湿方面へ行かないのはこの作家の最大の美点。
そんな毒気に当てられすっかり発情した野郎どもが彼女の窮屈そうなブラをパチンと外せば圧倒的な体積のロケットおっぱいがドンとお出迎え。美しきシルエットのそいつを丹念に揉み倒し乳首に吸いつけば甘い嬌声が徐々に漏れはじめる。エロティックな火照り顔を目にしていっそうたぎる欲棒を秘密の花園めがけ突き入れればあえぎ声のヴォリュームも倍増だ。互いの背中に腕を回しきつく抱きあって局部の摩擦運動を飽くことなくくり返しながらフィニッシュは大量の白濁液を膣内深くへリリース。
非成年扱いゆえの真っ白な結合部修整は残念無念なものの、情欲を喚起して止まない交接中の妖艶なボディラインや絶品のアクメ顔などのアシストもあり使い心地は良好。とりわけふかふかおっぱい&パイパンまんこの最強コンボを所有のヒロイン深田さんがいつも以上にマイ経絡秘孔を直撃した「がらくたOLの使いかた」前後編の存在が愚息へ強くアピールいたしましたです。

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