-藤ノ宮悠「今日もおねえちゃん日和!」一水社 ISBN:9784864160803
話○ 抜○-△ 消小-極小 総合○
小さいころからご近所どうし♂1人/♀2人で仲よく3P突入本編&フルカラー描きおろし後日談+主人公宅に居候しにきた幼なじみいじめっ子は再会してみりゃなんと女の子で本編&描きおろし後日談+独立短編6本。あこがれのお姉ちゃんと初めてのらぶらぶちゅっちゅに有頂天なヴァーチャル弟気分を満喫できる作者3冊めのコミックス。
執筆ペースはそれほど活発ではないもののコンスタントに良作を送り出している人で、処女作である5年前の単行本「姉のニオイと僕の汁」にはたいそうお世話になった。しかしながら一昨年11月発売の2作めが極私的巨大地雷であるふたなりネタということで回避してしまいすっかりごぶさたになってしまった作家。今回も刊行の事実を知りながら数週間ほどスルーしていたのだけれど、先日サンプル閲覧OKの本屋でフェイタルな部分がないのを確認したので購入に踏みきった次第。
オーソドックスな少年漫画/アニメ絵のハイブリッドなタッチは新鮮味こそ薄いもののずいぶんと達者で、ちょっと太めの筆致で描かれる10代なかば~20代中盤ガールズのむっちり肉づきのよい肢体が健康的でいながらエロっちい。また男子サイドがやたらとショタショタしているのも特徴の1つなのだけれど、今回はそれほどデザインを露骨にちびっこくかわいくしていないのでそのへんがあまり得意科目でない自分にはありがたいところ。
お話の方はタイトルどおり姉と弟の抜き差しならぬ関係満載……と書きたいところだけれど、意外にも今回ガチの血縁関係は1つもなくて大半が近所住まいな年長女子×年少男子もの。ピュア近親大好きっ漢には不満が残るかもしれないが、そこにさえ目をつぶれば内容はすべてゲップが出るほどに濃密なベタ甘イチャラヴで純愛厨歓喜。弟くんのストレートすぎる愛の告白に姉ちゃんドキドキ→処女童貞どうしめでたくゴールインの展開が非常に多いのが特色だ。彼女の初めてのオトコたる証を刻むかのごとく執拗に膣内へ精液を放つ主人公と、未知の衝撃と快感に打ち震えながら愛する少年にに導かれ絶頂するヒロインとが2人して幸福そうに抱きあう光景に思わずほっこり。
お互いの気持ちを確認する儀式であるところのエロシーンにはむろんたっぷりページが割かれ、その素朴な絵柄とは裏腹にえらくリアリスティックな性器たちを激しく打ちつけあいながらの真剣勝負が描かれる。ずっしり重量感のあるバストをむにむにもてあそびながらパックリ開いた姉まんこめがけ包茎ちんこを強引にねじこみ往復運動開始。ヴァージンブレイクに涙しながらもけなげに笑みを浮かべてヤングな性欲の暴走を優しく受けとめる慈母のごときおねいちゃんの痴態にいっそうエレクチオンだ。破瓜の痛みがやがて性の歓びに変わるころ、いちだんと締めつけを増した彼女の子袋の奥底へ叩きつけるかのようにザーメンを放った刹那両者TKO。
序盤に数本ある女装男子ネタではどうしても自分的抜き度がダダ下がりになるので妙な採点をしてしまったものの、オネショタ系なごやかエロスとしてはたいそうよくできていて実用性の高さも折り紙つき。今回分ではぶっきらぼうな隣のお姉さんと誤解もあったけど雨降って地固まるラヴラヴHでとっておきのキュートな微笑みを拝める「彼女の笑顔とボクの苦悩」が最愛。
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