話○ 抜○ 消小 総合○
愛するお兄ちゃんのもとで夏休みだけの新婚生活ごっこ本編&続編+短編9本。おっきな瞳にちんまいボディのアリスたちがステディな男子に幼い蜜壷をガッツリ貫かれては激しく乱れるさまがじつにエロティックな作者通算8冊めにしてRIN移籍後の2ndコミックス。
2009年12月刊行の前作「ボクとキミのヒメゴト」刊行から2年弱といくらかインターヴァルは空いたものの、キャリア初期にパピポで描いていたころのやたらと不規則な生産ペースとはうって変わって隔月執筆の堅実な活動をしている。絵柄もストーリーラインも以前のエキセントリックなそれから間口の広い甘々萌えエロへと方向転換し掲載誌のニーズにお応えだ。
前作レヴュウ時にも言及したのだけれど、えらくパキパキした90年代アニメ調の絵柄でゴムマリみたく人工的なパイオツをユサユサさせた巨乳ガールズ&レディースがハードに百合したりえげつないSMプレイをこなしたりというのが以前の芸風。それがRINに来てからは女の子の年齢が10代前半メインへ低下するとともに描線がすっかり柔らかくなって萌えモードに全面適応を果たした。ロリキャラばかりになったものだから必然的に乳サイズも劇的にシュリンクしてヒロインの大半は甘食クラスのささやかな美乳を装備。これまたちびっ娘ならアタリマエ～の滑らかなスリットとともに幼女スキーのツボを的確にヒット。
物語の方も痛いのやらキツいのやらは注意深く取り除かれて、もっぱら彼氏彼女のらぶらぶちゅっちゅへと注力。半数を占める兄妹ネタと残りの恋人どうしものとで構成されるイチャラヴワールド満漢全席だ。愛しあう2人のタイマンエロスもしくは慕ってくれる女の子を両手に花のドリーミンな展開に読者たる君のささくれ立った心もすっかり慰安されることだろう。お話によっては最初男の子がつれない態度を取ったり少々イジメ風味なプレイを交えたりするものの、それもまた終盤の赤面するほどに濃厚なイチャつき具合を引き出すためのスパイスでございますよ。
かくもベタ甘な作劇に対し濡れ場の方はホンワカしているだけが取り柄のヌルエロとは一線を画し、ガツガツとニンフたちの柔肉をむさぼる濃密な性交がくり広げられる。以前より頭身が下がってもなお、きみおたまこの描くハリのある女体はずいぶんと猥褻で、ことに薄い胸板からぷっくり自己主張するニップルやこんもり土手の盛り上がったまんこ周辺などが劣情を激しく刺戟してくれるのだ。
稚拙ながらも必死な舌遣いのおフェラでまず先走り汁を処理するとすかさず華奢なボディを組み敷いて生まれたままの姿へとキャストオフ。ご奉仕のお返しに指や舌先で全身をまさぐり秘所を責めたてると彼女ら身体をのけぞらしほおを紅潮させて軽くアクメ。すっかり準備OKの小さな秘裂を猛り狂う如意棒で強引に押し開きピストン開始だ。少女には大きすぎるイチモツをブチ込まれ涙しながらもすぐさま順応して甘い吐息をもらし法悦の態でよがりまくるその痴態がたまらなくエロっちい。粘膜をこすり上げられるたび四方八方にハートマークをばらまきながらこみ上げる快感に随喜の涙を流し表情をとろけさすおにゃのこの狭小な膣内めがけ大量の飛沫を放った刹那両者ダブルノックアウト。
個人的には前作でそれなりに残存していた巨乳さんがかなり駆逐されてしまったのがいささか残念なものの、抜きツールとしての高性能ぶりはさすがヴェテランのお仕事と引き続き感嘆しきり。萌えにひたりつつちんこの活用もおろそかにしたくないというワガママな欲望をも満たしてくれるガチロリ物件としての模範回答だ。収録作のなかでは唯一既婚者カップル(っても見た目ミドルティーン同然ですが)の夜通しファック「新婚さんの事情」で気持ちよく股間のポケットモンスターを使役。
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