- きみおたまこ「ボクとキミのヒメゴト」茜新社 ISBN:9784863491243
話○-△ 抜○ 消極小 総合○
ティーン同士のちょっとよじれた恋愛模様短編全10本。以前の
本拠地であるパピポ廃刊でしばらく見なくなったと思ったら
突如RINにやってきてこれが再出発第1弾。前世紀を引きずった
旧弊な絵柄が移籍とともにえらく萌えっぽくなり、SM色が
強くハードレズもありとクセのある作劇までが想定読者層を
意識した穏健ラヴにシフトしたのを見たときは驚くとともに
この人の本気を感じた。レギュラー雑誌が消滅し安住の地を
失って迷走したり廃業しちゃったりする例も少なくないなか、
よくぞ逆境をプラスに転化したもの。とはいえイジメ風味の
話が多かったりミドルティーンのわりに乳輪大きめだったりで
きみおたまこらしさもそこかしこに残ってはいるのだが。大人
女性から中高生主体になりゴムマリバストも若干サイズダウン
してとRIN向けの改造を施しつつもエロシーンの濃厚さは変化
なく、女の子が土手高まんこを酷使されては法悦の表情でイキ
まくるさまがたいそう扇情的だ。男女どちらか主導権を握った
方がひたすら攻めまくる濡れ場はことに男子がリードする場合
言葉でいたぶったり道具突っこんでみたりと不穏な雰囲気も
ただようが、最終的に両者気持ちよく達したのちほのぼのな
日常へ回帰するので和姦スキーも安心。それほど口数多くない
タイプの女子が本番突入とともに豹変してガンガンまんここね
回されたあげくしきりに中田氏をおねだりするさまが読者の
前立腺をいたく刺戟する。ご要望にお応えしガッツリ膣内射精
してやると全身痙攣させて絶頂に達する彼女らのエロフェイスで
こちらも発射しまくり。表紙のようなぺたっ娘もむろんよいの
だが自分的にはこんもりおっぱいキャラの方がいっそう使い
勝手良好だったので、収録作中では無口やや巨乳さんと屋上
ファックの「美味しい食事」と、弟がお姉ちゃんのエロボディに
猿のごとく射精しまくりな「熱いカラダ」が最愛。
- 無道叡智「ロリレコ -性徴記録-」茜新社 ISBN:9784863491250
話○ 抜○ 消極小 総合○
第2次性徴入りたて女子が積極的に性的経験積みまくり短編
11本+表紙っ娘フルカラーショート。やや人工的ながらたいそう
訴求力の高い萌え絵でロウティーンの滑らかな肢体を堪能
しつつ中田氏三昧という美味しすぎる物語世界をまいど提供
してくれる作者4冊め。前作同様に年齢レンジは狭くとも
元気っ娘に引っこみ思案、S風味から被虐系までヒロインの
属性を上手く分散させることで再読に耐える造りとしている。
そのなかでもスク水や白ビキニ、競泳水着にレオタードなど
お肌密着系のコスを描かせると一級品で、フラットなボディに
まとわりつく布地めがけて粘度の高いザーメンを大量に放出
する絵ヅラがさらなるエレクチオンを喚起。作劇はコミカルな
和姦基調ながらこっ恥ずかしい純愛ものやダークな調教ネタも
用意とこれまた多彩で飽きさせない。NPCで登場の大人キャラ
数人以外は全員こぞってあるやなしやのささやかな双丘とまだ
くびれも明瞭でないウエスト、薄っぺらい臀部という具合に
ょぅι゙ょのしるしを標準装備。そんな彼女たちを言葉巧みに
えっちへ誘うとただちに反応してくれ、我先にと舌先を怒張に
這わせてくるのだからたまらない。まずはお顔に1発ぶっかけた
のち攻守交代し、コンパクトなたてすじをいらい倒しながら
ゆっくり暴れん棒をそのすき間にインサート。ハードな締め
つけに負けじとストロークを強めると初めての快感にアンアン
あえぐ女の子の艶姿にまたしてもこらえきれず白濁液を子宮
めがけて注入だ。とまあ強力な濡れ場に加えて修整も男子の
カリと女性器大股開き時以外はほとんどなく、ハード志向の
ロリ物件をお探しの貴方への最適解。俺的にはオクテ女子を
だまくらかしてスケベな科白言わせまくりの「forbidden」で
精巣をカラカラにさせられました。
- 小梅けいと「花粉少女2!」ワニマガジン社 ISBN:9784862691101
話○ 抜○ 消小-中 総合○
ドエロ夫婦の濃厚ファック中編5話+カラー白黒入り乱れ短編
13本。キャッチーさの固まりなアニメ絵でもってどこを開いても
萌えっ娘どもが大乱交のエロス絨毯爆撃な成年2冊め。前作
「花粉少女注意報!」からの継続シリーズや一部の設定を拝借
した話が過半数を占めるので可能ならば両者購入を推奨。
一般誌でも質の高い作品を供給し続けている人だがエロ漫画
界での活躍はそちらをはるかに凌駕するスケールで、ことに
高い画力と圧倒的な画面密度、魅力いっぱいのキャラ造形は
図抜けている。それぞれの要素単体で突出したものを持つ
作家はもう珍しくもないが、すべてのファクターを高い次元で
バランスさせている点で小梅けいとは特異な存在。オサレ
方面に逃げないヲタ絵画家としては現時点での最高峰だろう。
初出の極端に古い数本を除き安定した作画は清楚な容姿で
いながらド淫乱というヒロイン陣のかわいらしさを余すところ
なく引き出しており、おっぱい大きめのツヤツヤボディを
いろんな汁まみれにしながらキュートによがりまくるさまが
たまらなく扇情的だ。ぷっくりまんこの淫猥な色艶と粘膜
まわりのシズル感がこれまたじつに美味そうで、それだけに
ワニ恒例の無粋な黒線消しには正直怒り心頭ですよブツブツ。
大量のちんこにまみれて乳首やクリトリスをはしたなく屹立
させながらハートマークを乱舞させガッツリ膣内射精されて
幸せそうに昇天の女の子のイキ顔を画面いっぱいに列挙の
濡れ場波状攻撃に君の陰茎もフルオート連射だ。てな具合に
ヴィジュアル的には文句のつけようがなく、お話もぶっ飛んだ
世界観を緻密な構成でもって無理やり脳みそを説得させちゃう
コメディ系の上手さはもちろんコミメガ掲載のシリアス話もほの
暗い独特の味がありグッド。初出時に衝撃を受け小梅けいと
開眼のきっかけとなった「お菓子のくに」がようやく収録された
のも個人的には福音。おもに修整に関し不満はあるものの、
年末を飾るにふさわしい超弩級抜きツールといえよう。
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