2011-11-19

今年度のパーミッシヴ・ソサエティ。

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-工藤洋「乳クリまん汁」エンジェル出版 ISBN:9784873064031
話○ 抜○ 消小 総合○

イタズラされても一宿一飯のご恩で寝たふり継続本編+描きおろし後日談+短編7本+フルカラーショート2本。弾丸おっぱいを漏れなく装備のキュートなヒロインズが巨大な双丘をユサユサしながら明るくえっちに乱れまくる光景がなんとも眼福な作者通算3冊めはこの出版社からの初お目見え。
前作「パイ×クラ」発売からはちょうど2年といささか間が空いたものの、ひさかたぶりにページを開けば以前と変わらぬポップなタッチに疾風怒濤のファックのコンビネイションに心もちんこもほっこり。いささか粗っぽさはあるがこのシャープな描線は平板なアニメ/エロゲ絵の氾濫するなかはっきりと個性を主張していて心地よい。ただ今回の表紙はふだんの絵柄と微妙に仕上がりが違うので、この作家未体験の方は可能ならばサンプル閲覧可能な本屋で内容を参照していただきたい。どちらかというと裏表紙の方が通常絵の印象に近いか。
描きおろしパートを除きすべてコンビニ売り誌である「メンズヤング」を収録作品の初出とする今単行本は、レイティングの関係上ヒロインは18歳以上固定で物語もダークな要素を注意深く排除したライトエロコメに特化。とはいえ慎太郎シール誌においても前述したように工藤洋のエッセンシャルな部分はしっかりと継承されており違和感はない。むしろ女の子のかわいらしさを引き出すアイディアや演出などについてはTIでの抜き特化な作品群より洗練されたのではなかろうか。それでいてコミックスに降りれば黄色い楕円準拠の薄い修整でまんこを見られるのだからこれはお得。
そんなわけで1on1の甘口ラヴを基調とするストーリーに乗っかった爆乳ガールズがその巨大なバストを惜しみなく開放するエロシーンはあいかわらず破壊力抜群。出版社の誌風の違いで1話あたりのヴォリュームが少ないぶん濡れ場濃度はどうしても一歩を譲るものの、それでも執拗に続くパイズリやらぐぽぐぽご奉仕のフェラなどといったこの作者ならではの美点は健在なのはうれしい。
ねっとり前戯を堪能したのちはおもむろに着衣をずらしその素晴らしきビッグバストの全貌を白日のもとにさらし出す。乳自体も乳暈もみな大ぶりの双丘を舌先や指でいらい倒しながらこんどは下のお口へ暴れん棒をインサート。ガツガツと結合部を摩擦するたびに目の前のミルクタンクも独立した生きもののように激しくシャッフルしそのつど彼女らもトロトロに表情を崩してよがりまくりだ。巨大なマッスがはしたなく揺れ続けハートマーク射出の頻度が急速に高まればおにゃのこの絶頂も間近で、しきりに膣内射精を懇願する彼女らのご要望どおり大量の白濁液を子袋の奥へ一斉リリース。
最初のこの人が登場したときはまさかコンビニエロに適合するような漫画を描くとは思いもしなかったのだが、媒体が変わればそれに適したアレンジを施す器用な一面を見せてもらった。それゆえいまでは一般誌でも執筆したりと活躍の場を拡げているのだけれど、できればエロの方もペースを落とさず継続していただきたいもの。収録作品中では見違えるほど成長した昔なじみの女の子の初物をゴチ「In Ten Years」、および目隠れ変人先輩女子の素顔がじつにかわいらしい「桜シンドローム」がマイフェイヴァリット。

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