-昇龍亭圓楽「ママごと」ジーウォーク ISBN:9784862973177
話○ 抜○-△ 消小 総合△
若く美しいママンの艶姿に息子のぼくはこみ上げる欲情をもう我慢できなくて短編7本+既刊収録作フルカラーショート別エピ1本。カジュアルでラヴリィな母子相姦を安定供給のこの作家最新刊は去年6月刊行の前作「ママの欲情 僕の下心」以来となる通算8冊めだ。
コミックス刊行数だけなら中堅どころといった印象の人だけど、じつは前世紀からの長大なキャリアを誇るけっこうなヴェテラン。ただ最初のころは今作あたりとはまったく作風が違っていて、すっきり系のクールな描線でちょっとオサレ入ったお話をスレンダー系ロリっ娘のみを相手に展開するという、ちょうどいまなら「COMIC LO」などで執筆するのが似つかわしいタイプ。訊くところによると同人ではまだそんなテイストを残しているようなのだけれど、商業誌では自分がこの作家を再発見するきっかけとなった4年前発売の「ママを拒めない僕」からほぼ母子ネタ一辺倒。
いささか白っぽい、ことさらに密度を増やさない画面はしかしながら当時もいまも共通する要素。このセンスのよろしいタッチでものされる女性陣は唯一血族以外とのファックが執りおこなわれる巻末作品「夜一幕」を除いてはみな思春期のご子息をお持ちのまごうかたなき御母堂づくし。必然的に我々の目前には母性の証たる雄大な乳房や臀部を備えた肉置きのよい経産婦ボディがドンとお待ちかねだ。
そうはいってもキャラ造形やルックスなどにあえて熟女っぽさを持ちこまず、むしろティーンでそのまま通用しそうなあどけないフェイスにオンナのかわいい部分を前面に押し出した性格描写という具合にアダルト色を極力排除したママン描写を行うのが昇龍亭圓楽ヒロインの特色。それゆえ匂い立つような牝臭やウェッティな色艶を期待してページを手繰った方にはご愁傷さまと言わざるを得ないのだが、個人的にはこのキュートすぎる母親キャラこそがツボなのでGJなのである。
物語の方は大きく分けて2パターン。ひとつはこのママらしからぬコケティッシュさを存分に活かすべくひたすら息子との甘く明るいイチャラヴ実況中継に徹したライトラヴコメ。そしてもう一方がタブーを侵す背徳に打ち震えつつ道ならぬ2人の関係を少々アブノな味つけを加えつつ描写の微ダーク系。もっとも後者でも息子とお母さんとが濃密な愛情で強固に結ばれていることには変わりなく、1on1の構図を壊そうとする闖入者も存在しないので全般的には和姦専科といってよかろう。
インセストの禁忌ドンと来いの濡れ場はそのプレーンな筆致に似合わずなかなかにエロティックで、喜怒哀楽をクルクル変えながらも禁断の関係に溺れてゆくエロカワイイお母さまズの痴態が読み手の勃起中枢をハードヒット。少しだけくたびれた肉体を誇示し秘密の花園をオープンセサミしながら息子の子息にみずから手をあてがいインサートしてゆくやいなや母たちはただちに一匹のメスへと変貌だ。息子ちんこにゴリゴリ膣内をえぐられるたびほおを紅潮させ法悦の態でマシンガンのように淫語をばらまきイキまくるさまがじつに猥褻でグッド。お腹を痛め産んだ子の名を叫びながらアヘ顔さらし膣内射精を懇願する母さんのトロトロの蜜壷の奥底めがけ大量のザーメンを叩きつけたその刹那両者TKO。
収録作品のいくつかは個人的嗜好とフィットしなかったり、もっとも期待していた既刊登場作「ヌルママ」出張版が分量的にもの足りなかったりといくばくかの不満はあるけれど、熟女苦手の自分にとって10代女子のように愛らしいママンとベタ甘近親ばかりを描いてくれるこの人は非常にありがたい存在。まあたまには昔みたいなロリも描いてほしいけど基本的にはこの路線堅持でお願いしたいものだ。今回分では帰宅すると息子にデレまくりの毒舌TVコメンテーター母さんと甘く激しくお風呂えっちの「まままだ」がマイフェイヴァリット。
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