2011-11-28

今夜のパノラママンボボーイズ。

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-ぽるたん「いもうと日和」ヒット出版社 ISBN:9784894655362
話○ 抜○-△ 消極小 総合△

ヤンガーシスターの未成熟な蜜壷へ強引にビッグコックをねじこみズポズポ往復運動短編全9本。壊れもののようにはかなげな絵柄とそれにふさわしいセンシティヴな愛の物語をていねいな筆致で紡ぎだす作者初単行本だ。
新刊予定表でその名前を発見していたものの「阿呍にこんな作家いたっけ?」と自分の脳みそに事前のインフォメーションがまったく入っていなかった人。それが今日書店店頭で表紙を見たらティピカルな萌え絵とはまったくラインの異なる個性的な少女がイラストレイトされていたのに衝撃を受けて速攻レジへ。
購入後いろいろ調べてみたところヒットでも傍流に位置するロリ漫画専門誌の故「ino」/現「少女式」を拠点にしている人のようで、なるほど同誌をチェックしてない自分が知るはずもなしと納得。同人からキャリアをスタートしたのち商業へ参戦していまのところ他社では仕事していないもよう。今回収録作の初出明記はないが、カヴァー表/裏が直近の執筆だとすればもっとも近いタッチの巻頭作品からずいぶん印象の違う巻末のそれまで時系列を逆にしての配置と思われる。
そんなわけでクッキリハッキリのアニメ絵などとは対極に位置する繊細でおぼろげな描線が特徴的なそのヴィジュアルがぽるたんの最大の魅力でありウィークポイントでもある。ハイライトの境界が不明確でいつもうるんでいるかのごとく神秘的な瞳やいかにも骨量の少ない華奢なトルソを持つ第2次性徴直前or入りたてのロウティーンたちはこの年代の少女特有のデリケイトな手触りをみごとに再現。一方でハッとするように美しいショットと妙に頭でっかちでへちょいお顔とが同じページ内で混在する作画のふらつき具合も相当なもので、このへんは直近作品でだいぶ改善されてはいるものの依然気になる部分。
しかしながらこのアモルフな画面づくりが彼の描き出すほのかに暖かいラヴ・アフェアにはことのほかフィットするのだ。表題どおり大半が実妹で残りもおおむねそれに準じた存在の年下女子と、それと対になる朴訥な風の青年とでくり広げる1on1の誠実な気持ちの積み重ねをすべての物語において逐一描写。能天気なイチャラヴからせつなく悲しげな恋までトーンの濃淡はあれど、彼氏彼女のわずかな感情の振幅も逃さずすくい上げてゆく誠実なメモライズが受け手の心中にも深くしみ入る。
心象描写にプライオリティを置くぶん濡れ場総量はさほど多くないものの、少々寸胴ぎみなロリボディを褥に組み敷きやたらとぶっとい怒張をぷっくりまんこへメリメリ挿入してゆく光景はなかなかに扇情的。狭隘な膣内をたちどころに貫通してしまい亀頭で子宮口を直接ノックするたび未曾有の快感に全身を打ち震わせ随喜の涙を流すおにゃのこの痴態がもうじつに辛抱たまらんとです。こみ上げるあえぎ声を必死に抑えながらも初めてのアクメへと登りつめてゆく彼女らのコンパクトな子袋へ許容量オーヴァーの白濁液を一気に叩きつけフィニッシュ。
冒頭から巻末に至るまで収録作品間での絵柄の変遷はいちじるしく、また基本的な造形パターンがほぼ決まっていて髪型以外に差別化要素のないキャラメイクなど駆け出し漫画家ゆえの弱点は少なくない。とはいえ他の誰にも似ていないタッチや独特の空気をかもし出すストーリーテリングなどそれをカヴァーしてありあまる美点もまたてんこ盛りであり、今後の伸びしろを充分に期待できる逸材だ。今回は小姑ティックにケチをつけたがリリカル系ロリ漫画描きの希望の星として次作以降もデフォ買いしてゆく所存。自分的にはショートヘアっ娘とレンタルボックスに閉じこめられたのをいいことに彼女のフラットボディを美味しく頂戴「お兄ちゃんの誕生日はもうすぐっ」でおのがジョイスティックを酷使。

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