2011-11-29

本年度のファン納会。

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-無有利安「お兄ちゃんとにゃん・にゃん・にゃん」茜新社 ISBN:9784863492585
話○ 抜○ 消小 総合○

転校してきていきなり宇宙のお姫様を名乗り周囲ドン引きの彼女に惹かれて本編&描きおろし後日談+短編11本。犯罪的にキュートなぷにっ娘どもと夢のような甘い時間を過ごすこの世の天国にどこまでもひたらせてくれるこの作家ユニット通算2冊めのコミックスだ。
2009年7月刊行のデビュー作「モチモチヒメ。」からはけっこう間が空いたが、長期の休みとかはなく比較的均等なペースで仕事していた印象なのでこんなにインターヴァルがあったことに驚いた。初出の明記は単行本にないけれど作者サイトに詳細データがあったので参照したところ、処女作リリース以降から今年7月売りまでのRIN執筆作を網羅し他社初出の1本をプラスしたとのこと。
お人形さんのように愛らしいフェイスにこれまたちんまいボディを標準装備したひとケタ後半~ミドルティーンの妖精たちをシルキーかつ柔らかなタッチでもってたいそう魅力的に描き出すヴィジュアルはデビュー当初からの変わらぬ武器。キャリアの蓄積とともに描線はさらに洗練され、画面のそこかしこに動物のぬいぐるみやらファンシィな小道具やらを散りばめる独特の手法ともあいまってあたかもおもちゃ箱のなかを覗いたかのようなときめきを画面全体からかもし出す。
これらカワイイ感を前面に押し出した作画にふさわしくヒロイン造形も女の子のコケティッシュな部分のみを徹底的にフィーチャー。ストレートに抱きついちゃう系からすなおになれずツンデレる方まで表出のしかたに差異はあれど、結局は女子たちみな兄やら同級生やらのステディな男の子に対し大好きアピールを臆面もなく展開。子犬のごとく無条件に愛情を向けてくれる少女らのとびきりの笑顔に読者のささくれ立った心もたちまち癒されること必定だ。
物語もそんな雰囲気を反映してシュガーコーティングなイチャラヴが大手を振り闊歩。ただしどれもこれも最初から幸せ一辺倒に染めあげるのでなくときにはダーク風味を附加したりヒロインに妙な属性をくっつけて物語をかき回したりと随所にアクセントを投入することでコミック全体にほどよい緊張感を与えるのに成功している。これがあるから各話最終ページのめでたしめでたしエンドがいっそう引き立つのだ。
男の子女の子のらぶらぶちゅっちゅではじまる小さな恋のメロディは本番へ突入すると意外にも濃密なエロスのアトモスフィアが場を支配。ささやかな胸のふくらみやほんのり朱に染まったおしりなど扇情的なエロパーツ描写と、それらをハードに使役しながらにぎやかに擬音や嬌声を散らす画面処理とが効果的に興奮を励起せしめる。2人してギュッと抱きあいながらコンパクトな蜜壷をショタちんこで激しく貫くたびにヒロインたちが表情をトロトロに崩してしきりに淫語をばらまきアヘりまくるさまがおそろしくエロっちい。好きしゅきアピールを貫徹しながら膣内をきゅんきゅん締めつけてくる怒濤の波状攻撃に辛抱たまらず幼女まんこの奥底へビュルビュル精液注入だ。
作画/作劇ともに快感原則のみで構成され作品世界すべてがシロップ漬けにされた問答無用の現実逃避アイテムはいちどハマると2度と脱出できないハニートラップだが、柔らかな肢体の感触を楽しみながらとびきりの幼女たちにいつまでも気持ちよく射精し続けられるのならそれもまた楽しからずや。個人的にも前作みたくふたネタ等の夾雑物がないぶん抜きやすくて評価アップだ。今回収録分では男勝りでガサツだと思ってた同級生が彼女になったらかわいくえっちに豹変「天野さんはオンナノコ」がとりわけマイ経絡秘孔直撃。ぷっくりまんこを怒張でゴリゴリこすられてすっかり夢心地な天野さんのアヘ顔マジ最強。

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