-鬼邪太郎「ぱらいそ☆が~る」コアマガジン ISBN:9784864361545
話△ 抜○-△ 消極小 総合△
ムチプリキュートガールズの柔らかボディを思う存分堪能短編全10本。童顔巨乳っ娘てんこ盛りのワンダフルワールドに没入しながらイチャついたり押し倒したり責められたりの多彩なプレイを展開しぼくらを魅了する作者2ndコミックスだ。なお今日も発売端境期につき2011年末刊行のものを遅延レヴュウさせていただく。
デビュー単行本「少女革命計画」のリリースは2009年3月だからけっこう前のことになるが、当初から作画も作劇も完成形だったので両者を見比べてもさほど間隔が空いた感じはない。初出一覧を見るとちょうどその処女作が出されたすぐ後から直近までコミメガHに掲載されたものをまるごと収録したもよう。
最新型ではないものの充分にいま風なアニメ系の絵柄はなかなかに訴求力が高く、泥くさいアクやらめんどくさげな情念やらをきれいに脱臭したいかにもコアマガジン作家らしいいで立ち。非常に均質なラインで破綻なくつむがれるその筆致は漫画絵というよりアニメーターの手になる原画のようだ。実際専業作家にしては執筆ペースがずいぶんゆったりなので、別分野のお絵かき仕事と掛け持ちしているのではないかとひそかに邪推しているのだが。
とまれこの端整なタッチでものされる女性陣は一部を除きあどけない顔立ちなのにおっぱいはご立派という我々ヲタの琴線に触れまくりの方々ばかり。年齢的には人外さんを除けばおおむねハイティーン中心で、肉づきのよろしい青い果実たちをフレッシュに丸かじりの桃源郷がどこまでも広がる。
オハナシもまた誰でも気持ちよく受容できるピースフルな和姦ラヴを貫徹。ただし始終イチャつくのみでは飽きもくるだろうと、プレイのなかでごくライトなSMテイストを導入してみたりラストをちょっとだけビターに締めたりと各話アクセントをつけているのが心憎い。用いられているネタそのものはティピカルなものでもこうした工夫により適度なメリハリがついて読後感を快くしているのだ。この「ちょっとだけ」/「適度に」というのがミソで、むやみに本気出して倒錯趣味に走ったりガチダークに堕としたりしないあたりのバランス感覚が前述したようにいかにもコア流。
むっちりヒロインズのやわやわボディをフル活用の濡れ場は過不足ないヴォリュームで、さまざまにアングルを変えながらこんもりバストやらプリプリのお尻やらを読者の脳裡に焼きつけつつガチンコファック。2つの双丘を揉みしだかれ滑らかなスリットへ暴れん棒をねじこまれるたびお歳のわりに幼いフェイスをすっかりとろけさせ荒い吐息をもらしながらアンアンイキまくる彼女らの痴態がたまらなく扇情的だ。性器どうしを激しく合従連衡させたのちいろんな場所へ白濁液をぶっかけられ、事後グッタリ横たわりながら情事の余韻にひたる光景に再度エレクチオン。
とまあウェルメイドで穴の少ない優秀な抜き物件ではあるものの、個人的に看過できないウィークポイントがあり若干評定をマイナス。外出しフィニッシュ含有率がかなり高いうえに中田氏描写も発射シーンひとコマの淡泊なものが多くて膣内射精ファンダメンタリストの自分としてはもの足りなさを感じてしまった。むろんそのへんに執着がさほどなければ充分に実用的だし作画も高値安定なので、かわいさ炸裂のカヴァーイラストが気に入れば中身もハズレはない。収録作のなかではちょい天然系ボクっ娘をえっちに診察「先生教えてっ!」がマイフェイヴァリット。
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