話○ 抜◎-○ 消極小 総合○
寮母さんの愛娘にして看板ムスメの元気少女が学生寮の住人たちの心も身体もちんまいボディで癒しまくり表題作長編6話+独立短編3本(うち1本前単行本収録作続編)+描きおろしイラスト。凶悪なまでにキュートなちびっ娘どもが上下のお口でけなげにご奉仕してくれる夢の世界へいつまでも没入できる作者通算7冊めはこの版元からの2ndコミックス。
前単行本「おにいちゃんが、すき。」の刊行からジャスト2年の月日が流れ、そろそろ犬星禁断症状が出かかっていたところにようやくこちらがリリースされて矢も楯もたまらず書店へ直行。幼年少女漫画/女子向けアニメ系の愛らしくほがらかなタッチをベースにしつこすぎない程度の萌えフレイヴァーを添加した反則的に訴求力の高い筆致はますますソフィスティケイトされ、表題作ヒロインがとびきりの笑顔をこちらに向けささやかなお胸をペロンと見せつけるカヴァーイラストを店頭で目撃したその刹那ハートの鼓動はますますスピードアップ。
タイトル・チューンの主演女優・あかりことあっちゃんをはじめとした収録作のヒロインはこの作家の本領発揮となるプライマリースクールガールだらけのロリだく仕様。前作みたいに上の年齢層を投入することもなく短躯貧乳ニンフェットで押しとおしたこだわりの姿勢につるぺたスキー拍手喝采だ。
一方で物語については新たなチャレンジが今回くり広げられている。いままではオーソドックスな1話完結かもしくは数人のキャラ群にローテイションで主役をつとめさせる短編連作形式をもっぱら採用していたのだが、冒頭からヒロインを固定してずっと彼女にフォーカスを当て続ける本格的な長編はこれが初。さらに犬星にはめずらしくストーリーの随所でサオ役の学生3人が勢ぞろいしての複数姦を展開する。従来どおりの1on1イチャラヴ路線を踏襲した後半の読み切り群でバランスは取っているものの、少女のちっちゃな肢体の上をなん本ものちんこが入り乱れいろんな穴を同時攻略される光景に抵抗を感じる向きは要注意。
そうはいっても兄だったり年長男子だったりのステディな彼のためにけなげな娘さんが身体を張って各種プレイに興じるうちすっかりヘロヘロになり快楽におぼれてイキまくる犬星マジックは当然のごとく横溢している。狭小な唇に強引に怒張をねじこんだり野外でバックから乱暴に犯したり全身をリボンで拘束したままハメ倒したりエロバニーコスさせて輪姦（まわ）すのを一部始終ヴィデオに収めたりしても、お兄ちゃんのことが大好きでたまらないヒロインはみなニッコリと微笑みながらますますギュッと抱きついてきてくれるこのすばらしき妄想世界! ぼくも汚穢に満ちたリアルワールドなんか放擲して犬星ょぅιﾞょに24時間365日おぼれていきたいです。
濡れ場においてはお赤飯前後な児童特有の華奢なトルソを強調すべく成人男性との体格差をきわ立たせるアングルを多用し、これにより読み手の心中になにやら犯罪ティックな背徳感を励起しさらなる興奮を呼びこむ仕掛けだ。凹凸の少ない肢体をなぞりながらお子さままんこへいきり立つ陽物をフェードインさせてゆくにつれ涙ながらに甘い嬌声をもらすアリスたちの痴態がむやみやたらとエロっちい。ミニマムボディを手足ごと軽々と持ち上げながら性器結合部を激しく摩擦させ続けていくと少女の瞳はさらにうつろになり発声もままならなくなって絶頂も間近。四肢をビクつかせファイナルアクメを迎えんとする幼き子宮の最深部めがけてザーメンを大量注入だ。事後ぐったり褥に横たわり呼吸を荒げながら空中に視線をさまよわせセックスの余韻にひたるヒロインたちの淫猥なお姿といったらもういっぱしのメスのごとし。
一見卑劣な行為も愛の名のもとにすべてが赦され互いを想いあうピュアラヴへと昇華されるおそろしいまでの作劇の冴えはあいかわらずで、スウィートな恋模様もハードコアな穴いじりも両方楽しみたい欲ばりな貴方へぴったりの贈りものだ。萌えのみ/エロのみで彼を凌駕する作家はそれぞれ幾人もいるだろうが、求められるすべての要素をこれだけ高い次元で均衡させられるのはやはり犬星ならではの離れ業といえよう。今回分では表題作のガチ4Pファックはむろんのこと、ツリ目クール系少女が冴えないながらも好人物な青年と心通わせあう短編「マリメロレイン」でおのがシャフトを折れんばかりに酷使。
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