2012-03-14

今週の除染プロセス。

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-高橋こばと「芳蜜ソルト」双葉社 ISBN:9784575840476
話△ 抜○ 消大 総合△

主人公との犯りまくりdaysを突如精算し姿を消した実家のお手伝いさんと再会した瞬間からいまや人妻となった彼女との禁断の愛は燃え盛り表題作長編全9話。マークなし。端整かつ繊細な筆致で描かれるキュートフェイス&むっちりボディの熟れ熟れ年上女性とのただれた愛欲生活をヴァーチャル体験できる作者最新刊はトータルでの11冊め。
ひさしぶりの出会いだった去年8月刊行の前単行本「甘熟花実」の印象がよかったのでこのたびもリリースの報に即反応し書店へレッツゴー。同じ出版社から1年経たずにすぐさま新作が送り出されるということは既刊が順調に売れているのだろうな。
少女漫画テイストを基調に適度なオタ風味をまぶしたすっきりさわやかなタッチはあいかわらず訴求力が高く、淡い塗りのカラー表紙も雑すぎず緻密すぎずの好バランスな白黒原稿のどちらもいい感じ。今回はたまたまヒロインがかなり年長系だが元来かわいらしい絵柄なので熟女でも年増感皆無なのがアダルトさんを不得手とする自分にはありがたいところだ。
1話完結オンリーだった前作から一転して長尺ものとなった収録作は去年頭からつい先月まで連載していたものをすぐさまパッケージングのもぎたて仕様。よってカヴァーイラストと中身の絵とは完全互換でジャケ買いも安心だ。表紙の裏表に登場の今作ヒロイン・穂香(ほのか)さんがほぼ全編出ずっぱりでちんこの慰安に貢献してくれるので、彼女のルックスにグッとくるか否かを購入の判断材料にするのが吉。
お話は穂香さんと彼女のかつての雇用先の息子であり肉体関係のお相手だった主人公・伊織が運命のいたずらで再び出会ってからの禁断のラヴ・アフェアを1冊まるごと使い忠実にトレース。ただ大学生の主人公より見た目せいぜい数歳上くらいの穂香さんがJDの連れ子つきの未亡人だったりする超ご都合主義設定に加え、お手伝い時代の穂香さんを手込め同然に襲っちまうわ他にセフレもいるのに再会した彼女とひんぱんにデートしては生で出しまくるわのナチュラル・ボーン・鬼畜な主人公にはどうも共感できず。こんな外道キャラが純愛ぶってもなんだかなーと微妙な心もちではある。
しかしながら穂香さんがはち切れんばかりの肢体を縦横無尽に活用する濡れ場には文句なしに太鼓判。物語構造がシンプルなぶん充分なヴォリュームをエロシーンに割けるので、ちんこまんこ周辺が真っ白になるのさえガマンすれば黄色い楕円物件に遜色ない濃厚ファックを堪能できる。ふだんは貞淑な穂香さんがいざ本番に臨めばたちどころにエロメスへと変貌するギャップもすばらしくて評価アップ。
強引に着衣をはだけられて抵抗するも濃密な口づけですぐさま陥落し、まろび出されたビッグバストの先端をこね上げられてほおを紅潮させ呼吸を荒くする。ビショビショの蜜壷をたぎる怒張で貫かれてたちどころにハートマークをばらまきトロトロのイキ顔さらす穂香さんの痴態に勃起中枢を刺戟させられっぱなし。身体の弱い部分を執拗に責めたてられてなんども全身をのけぞらせる彼女は完熟まんこのいちばん深い部分へ2度3度4度と白くねばつく液体をぶちまけられて随喜の涙を流しつつ絶頂。
ストーリー展開にはいささか引っかかりが残るものの、自慰表明支援物資としてはこの作家のキャリア屈指のできばえでほとんど○に近い評価。年長女性をヤングなちんこパワーでメロメロにするといういわばエロ漫画的定番ではあるけれど、それゆえ力強く読者の情欲をドライヴしてくれるのだ。近ごろの双葉社ではいくつかのコンビニ誌作品がコミックス化の際に成年向けレーベルに仕様変更し成功を収めているだけに、ぜいたくを言えばこちらも同じ道を歩ませてもらいたかったところ。

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