-井雲くす「終夜セクソロジー」コアマガジン ISBN:9784864362740
話△ 抜○-△ 消小 総合△
短期で稼げるバイトを探していた主人公がたどり着いたのは美女2名にザーメン搾取されまくりの夢のようなお仕事で……連作2本&描きおろしフルカラー後日談+童貞食いに興味津々のヒロインが兄の貞操をゴチになり連作2本+独立短編5本。たいそうガーリッシュな女子がちんこを求めドエロく変貌するさまがなんともスペクタクルな作者初の単行本だ。
本誌はあいかわらず愛読しているものの同じグループ内でもコミメガHの方は昨今すっかりチェックをサボっているのだが、同誌執筆陣の1人たるこの作家の新刊を購入する気になったのはひとえに表紙画像のすばらしいおっぱいぶりに惹かれて。後述するように中身の全部がこういう風ではないのだけれど、書店でのインパクトは抜群でありこれだけでもう半分勝ったようなもの。
野郎向けエロ漫画としてはめずらしくオサレ系少女漫画テイストの濃厚にただよう絵柄はとくに初期作においてそれが顕著で、それが直近のものになるに従いオタ的ニーズにお応えして萌えだのアニメだののフレイヴァーをこっそり混ぜはじめた感じ。これにより独自性を保ちつつも抜き漫画的わかりやすさがプラスされていっそう使い勝手が増したように思う。
ミドルティーンから20代中盤あたりまでと推測される女性陣はみなさんプルンとはじけるたゆたゆバストを標準装備しており、仰向けになっても激しく出っ張ったままの巨大なそいつが激しく合従連衡するたびブルンブルンと景気よく揺れる光景がひたすら眼福だ。一方でルックスは年少/年長組それぞれで明確な差異が設けられており、まん丸い瞳にあどけない顔立ちのティーンたちに対し目は切れ長で彫像のごとき美貌を誇るレディース組という具合に2とおりのビューティが楽しめる。個人的にははっきり前者が好きなのでオネーサマ混入は悩ましいところだが、そんななかで連作「Basement LABO」のダブルヒロインの片割れ・波海さんは年上カテゴリーなのにお顔はカワイイ系と美味しい部分を両取りしたうえにすこぶる献身的な性格ときていて、エロな若人の欲望をまんま具現化したかのごとくすばらしいですなあ。
コアマガ系列のセオリーどおり物語は肩のこらないラヴコメ専科ではあるものの、帯でやたらとアピールし作中でもしばしば語られるように女の子がチェリーボーイのはじめてを頂戴するシチュがむやみに頻出するのが特色。作品コンセプト自体をそこに特化した連作「わたしのほしいもの」をはじめ未体験男子をフックにして語られるお話がてんこ盛りだ。この道の第一人者であるにったじゅんとも微妙にアプローチの違う2012年最新型の童貞食いを堪能せよ。
豊満ボディをみずから押し広げ濡れそぼつ蜜壷をすっかりご開帳して侵入OKをアピールするおなごどもの積極攻勢に辛抱たまらずがっつくとまずは前座とばかりに差しだした竿を握られてお口クチュクチュへと強制移行しまずは1本抜かれてしまう。高揚感もそのままにすぐさま下のお口へ改めてごあいさつすれば返礼代わりに激しく腰を使われてまたしても男子悶絶。うごめく膣内の感触をはじめて味わいながらシャフトに伝わる振動の気持ちよさにまたしても精嚢から暴発の危険信号が発令される。トロトロのアヘ顔晒しつつ沈着冷静に発射の最適タイミングを計る彼女らが満を持して合図するのと同時にエロメスどもの子宮の奥底へ白くねばつく液体を大量に叩きつけ念願の脱童貞プロセス100%完了。
巻末著者あとがきで漫画自体初描きだったと語る処女作品をはじめ初期の数本は原石の輝きこそあれど完成度で見劣りしトータルでの採点を下げたが、2011年後半以降のものは作画/作劇とも飛躍的にソフィスティケイトされており今後が楽しみ。女子サイドにいいように振りまわされたい受け身願望男子にとってはパラダイスゆえその手の趣味がおありならば万難を排しての購入を推奨する。俺的には前述の波海さんがマイ経絡秘孔直撃の「Basement LABO」シリーズが摩擦運動支援的にも強力無比で今作中のイチオシ。
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