-宵野コタロー「発情ベイビー」ワニマガジン社 ISBN:9784862691996
話○ 抜○ 消中 総合○
学園のマドンナ2人が一見冴えない男子の巨大なアレのとりこになって連作2本&描きおろし後日談+同級生男子の強引なアプローチにとまどう女子水泳部員のユーウツ本編&カヴァー下後日談+独立短編9本。はち切れんばかりの肢体を大胆に使役してイキまくる女の子乱れ撃ちでお送りする作者2冊めのコミックスは当社からの初お目見えだ。
三和出版より刊行の前作「ちゅーLip!」をレヴュったときに俺は「コアやワニで描いても違和感ない」などと述べたのだけれど、今回この新刊を購入して初出一覧を見てみたら快楽天への執筆もほぼ同時期だったことを知り顔から火が出る思い。そんなわけで2冊とも作画は完全互換なのだが表紙も中身も今回なぜかクオリティアップして見えるのはデザイナーの力とあとは紙質の違いも関係してそう。三和の刊行物に使われる紙はまるでわら半紙のように低品質で改善の要ありといつも思うのだがまあそれは別の話。
少女漫画的繊細さとオサレ感満載のソリッドな味わいとがほどよく混淆した独特の絵柄は無類のキャッチーさで、水面下では一般誌からのオファーが殺到しているのではないかとつい想像してしまう。完璧なライン取りではなく一部に粗さを残した筆致もまたむしろ勢いやら躍動感につながっていてよろしい。
この華やかなタッチで描かれるヒロインたちはJDなど10代ラストあたりを中心にプラスマイナス数歳といったところで、わずかな例外を除きこんもりおわん型の美麗ビックバストを標準装備する。従順タイプから高飛車系まで女の子の造形は多彩だが、とりわけちょっとツリ目がちの強気っ娘を描かせると絶品でチンピク度も3割増し。個人的には前単行本みたくJK主体にまで年齢層が下がるとよりうれしいのだが、18歳以下の登場にいい顔をしない快楽天にあっては数人といえどティーンがいるだけマシな部類でぜいたくは言えませぬ。
一方でお話はコンビニ誌初出らしくオーソドックスなライトラヴコメ専科。キャラの言動が不穏だったり野郎サイドから強要ぎみに迫る作品もなくはないが、なし崩し的に明るく落とすか女子側がすっかり気持ちよさに耽溺するかなので読後感を悪くしない。このへんは前作とも雰囲気は共通しているので以前の作品同様の効用が期待できよう。
彼女らのえっちな肢体を惜しみなくおっ広げては如意棒をガツガツ突き入れまくりのファックシーンは訴求力の高いヴィジュアルともあいまって脳みそにガツンと響いてくれる。とりわけブリブリ揺れる爆乳とトロトロの女性器とをともに見せつけるようなアングルを多用する扇情的な画面のなかでうっとり陶酔し涙とヨダレにまみれながらアンアンあえぎまくるエロフェイスを散りばめてゆくさまがじつに淫猥でよろしい。
服地でもまったく隠せない雄大なおっぱいをすみやかにむき出しにしてもてあそびつつ、彼女にはちんこをほおばってもらいまずは先走り汁をリリース。すぐさま下腹部の茂みへとターゲットを変更し一気にシャフトを差し入れればたちまち女子どもアヘりまくりだ。コリコリ陰核をこすり上げながら往復運動のギアを1段上げるごとにヒロインの嬌声も音量を増す。発する言語が意味をなさなくなってくるのを合図にえっちな子宮の最深部めがけてザーメンを許容量いっぱい叩きつけ劇終。
私的嗜好からするとおにゃのこは若干ボール高めであり修整もきつめでほんのわずか評価をダウンさせたものの、総体としては目を惹きまくりのヴィジュアルに明朗快活和姦仕立てのストーリーテリングが加わり商品力の高さは折り紙つきだ。観賞用としてもちんこを握るのでもきっと満足のゆく使い心地が得られることだろう。俺的には性に興味津々な友だちの姉ちゃんを言葉巧みに誘導して首尾よくごっつぁんエロス「男・コン」と、唯一のロウティーン設定な貧乳/巨乳双子っ娘をダブルでご賞味の「思春期ツインズ」で自機を消尽。
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