-奈塚Q弥「輪姦せ! 女子校生」エンジェル出版 ISBN:9784873064314
話△ 抜○ 消小 総合△
成績優秀品行方正完璧お嬢さまなあこがれのあの娘の本当の姿は……前後編+男嫌いの生徒会長兼理事長は自校の目障りなキモデブ保健医を辞職させるはずが逆襲され犯されイカされて連作2本+独立短編7本。青春真っ盛りなJKのばいんばいんボディをむさぼり尽くしいやがるのもおかまいなく膣内射精三昧の素晴らしき抜きツールは作者通算8冊めにしてこのレーベルからの4thコミックスだ。
いくつもの出版社を股にかけモリモリ執筆活動にはげむ多産型の作家で、ティーアイネットより今年3月に刊行の前作「なぜこの銭湯は美少女客ばかりなのか」から半年弱と非常に早いペースで単行本を量産。TI・エンジェル・KTCとレギュラー掲載枠を持っている版元が3つもあるのでまたたく間にストックがたまり、発売間隔が詰まりすぎないよう日程調整しなければならないほど。
全作品が同社の「エンジェル倶楽部」を初出とする今作は2010-12年と直近のものばかりを収録。前世紀から活躍するだけあり古きよきアニメ絵ベースの作画は間違っても最新型とは言えないものの、二次創作で貪欲に流行りものを追っかけているせいか年々少しずつ絵柄がモダナイズされていて取り残され感がないのはよいところ。
単行本表題が示唆するとおり登場するヒロインはそのほとんどがブレザーやセーラー服着用の勉学女子で、巻末収録の人妻エロ「マジックミラー」が唯一の例外。もっともこの人の場合幼女でもおばちゃんでも基本造形はいっしょなので、制服を着てるか否かくらいしか差別化要素がないのだが。とりわけ今回はほぼ全員がロングヘア爆乳でせいぜい結っているとか髪の色が違うかくらいしか違いがないので通しで読むとさすがに既視感強め。
近作はしばらく和姦主体のものが続いたのだけれど、こちらはタイトルにふさわしく凌辱ものの収録が多くなっている。当社での前刊にあたる2010年10月発売の「肉体の悪魔」でいくらか姿を現しはじめたレイプネタが今回は花満開だ。とはいえ後味悪く終わるよりは軽くギャグで落とすものが多く、また当初は嫌悪をあらわにしていた女の子も最後は気持ちよさそうによがりまくることがほとんどなので表紙の印象よりはマイルドかもしれない。例によってこの人の作品世界はみなリンクしているのだが、とりわけ多くのお話に顔を出すオッサンキャラがコメディ・リリーフ的存在となっているのが殺伐とした雰囲気を和らげている感じだ。
いずれにせよストーリーは濡れ場への橋渡しにすぎず、すぐさま問答無用のガチンコファックが画面全体を支配する抜きオリエンテッドな構成。えげつないほどちちしりまんこを強調した肢体からは速攻で着衣がひん剥かれ性器同士のハードな往復運動で充血したビラビラがめくれ上がる。あちこちに液汁をまき散らしながら大仰なエフェクトにまみれ派手にアクメる一連のシークエンスを露骨なアングルで実況中継。
抵抗する少女を強引に組み敷き大股開きで蜜壷の奥まで見せつけながら強引にいきり立つ怒張をインサートし、濡れるのも待たずにすかさず子宮口をゴリゴリと発掘開始だ。涙と汗とよだれにまみれ巨大な乳をブリブリ揺らしながら苦痛と快楽の入り交じった衝撃を耐えしのぶ屈辱に満ちた女の子の表情がまたいっそう情欲を刺戟する。粘膜どうしが摩擦で発火するかの勢いでストロークを刻みまくりゴテゴテと飛び散る擬音に囲まれながらのぼりつめてゆくヒロインの子袋のいちばん奥までたっぷりと子種をぶちまけてミッションコンプリート。
お話もキャラもデジャヴュ上等で物語的コクは皆無だがいつもどおりたしかな使い心地の精液分泌支援物資で、良くも悪くも犯るだけ漫画の模範たる作品群だ。今回あまりに女子の外見が似たり寄ったりすぎなのと近ごろ性交時の瞳が三白眼ぽく描かれキュートさ薄れぎみなのとで私的評価をマイナスしたものの、コンビニ誌などではお目にかかれない女子高生の痴態てんこ盛りの今作は多くの方に強くアピールするはず。収録作中ではカラーページつきでアイドルの卵の豊満ボディを教師どもが手ひどく蹂躙「グラドル4者面談」がマイフェイヴァリット。
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