2012-08-09

本日の猛牛軍団。

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-わらしべ「にくまん娘」茜新社 ISBN:9784863493087
話○ 抜◎ 消小 総合◎

毎日妹の性的玩具としてもてあそばれる兄が攻守交代下克上本編&描きおろしおまけ漫画+独立短編10本+フルカラーショート表題作。大ゴマ使ってまんこもアナルも粘膜の裏側までドーンと見せつけつつガチンコファック三昧のおそろしく効率的な抜きツールは作者通算5冊めにして当出版社からの初見参。ちなみに表題はみなさまの期待どおり「にくまんこ」と読ませますよ。
去年3月にクロエ出版よりリリースの前単行本「肉欲穴ライズ」からいくらか間隔は空いてしまったけれど、複数の媒体でコンスタントに執筆しているためにそれぞれの版元で1冊にまとまるタイミングが伸びてしまっただけのよう。実際作者サイトの記事によればこのあと10月に早くも他社より次の新刊が控えているそうなので楽しみ倍増だ。
少年誌にそのまま載っかってもおかしくないほど明るく健康的な絵柄なのに問答無用の性器同士真剣勝負を延々展開するという素晴らしき芸風はデビュー以来変わらないが、キャリアの初期に比べるとよりちちしりまんこ等のエロパーツを強調するようになりトーンワークもテカリの質感アップによりいっそう情欲をそそってと洗練の度が増しているのがわかる。この戦闘力の倍加したタッチでもって描かれる今作の表紙では堂々と女の子が大股開きで(大人の事情でモザイクつきとはいえ)子宮の奥まで見せつけるというハレンチきわまりない構図でのっけから辛抱たまらんですよ!
一部年齢不詳さんを除けばヒロインの大半はハイティーン~20代前半の黄金世代で占められ、むろん誰ひとり例外なくマリモようかんのごとくはち切れそうなビッグバストとプリプリ激しくその存在を主張するラージヒップとを標準装備。高飛車タイプに小動物系、ぽややん風に生真面目さんとティピカルながらキャラ造形も多種多様で好ましい。どの娘もとびきりの笑顔を見せるかと思えば一転メスイヌのごとき淫猥な貌を現したりと喜怒哀楽メリハリの効いた表情が魅力的だ。
ストーリーラインはその愛らしい筆致にふさわしく明朗快活エロコメが支配的で、以前にチャレンジしていたようなガチ凌辱ものやらロングラン調教ネタなどダーク寄りのお話は影をひそめている。他人の彼女をゴチになったり主従関係逆転で強要ファックにはげんだりと不穏な要素を含む作品も一部あるのだけれど、それらも最終的には明るくオチをつけるので読後感は悪くない。いずれにせよ物語は特濃エロスの後方支援に徹しむやみに自己主張しないタイプ。
ピチピチに充填された肉体をハードに駆使するエロシーンは当然ながらわらしべ最大のウリで、ダイナミックな構図を多用しことさらにキャラを大きく描く迫力満点の画面構成が激しい交合をいっそう引き立てる。ことに膣内のヒダの1枚1枚まで/菊門のシワの1本1本まで克明に見せつける緻密な性器描写では現在右に出るものがない。3次元的リアリティと2次元的ウソを適度に織りまぜたそれはじつに扇情的で、読者諸氏をして精液注入欲を強烈にかき立てられるシロモノ。肉ヒダの空間をすべて白濁液で埋めつくしたいという原初的な衝動がいつしか脳裡を支配するのだ。
ふだんのあどけない表情をすっかりトロトロに崩して呼吸を荒げ発情する彼女がみずからの秘部に指を添えくぱぁと押し広げて挿入をおねだり。リクエストにお応えしていきり立つ怒張をねじこんでいくと女子どもたちまち全身をのけぞらせだらしないアクメ顔をさらしまくりだ。おしべとめしべの全面抗争を大量の断面図つきで詳細中継するさなかもエロワードを四方八方にばらまき甘い吐息をもらしながらヒロインは絶頂への道一直線。前も後ろもゴリゴリ貫かれては涙と汗で顔をクシャクシャにしいろんな分泌物でボディを濡らしながらうわごとのように嬌声を発し続けるその痴態がますます股間をたぎらせる。幾度となくくり返された往復運動の果てに音量MAXで膣内射精を懇願するおにゃのこの卵巣も直腸もザーメン漬けにする勢いで最後は大量の飛沫をぶちまけ長い長い性の饗宴もようやく幕切れ。
いつもながらの容赦なきストロングスタイルのセックスファイト絨毯爆撃に我が股間も無条件降伏。前作でやや比率が増えすぎた感のあったアナルファックも適正水準に戻って個人的には既刊中最良の抜き心地だった。そのなかでもグッときたのは汁だく体質の妹ちゃんの内奥を兄貴の欲棒で激しく混ぜ混ぜ「つゆだく!」と、小柄なくせにおっぱいは人並み以上の従順系彼女と情熱的なファックにいそしむ「犬ちっくラバー」であり、両者で精嚢が再起不能寸前になるほど大放出させてもらいましたわ。

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