話△ 抜○ 消大 総合△
いまや売れっ子女子アナである大学サークルの先輩にあこがれ同じ局に入社した主人公は彼女と再会後即えっちにこぎ着け夢心地表題作長編8話(第1-8話、以下続刊)。マークなし。お茶の間のアイドルのはち切れんばかりの肉体を思うがままに堪能しドプドプ膣内射精三昧という全男子垂涎の光景の具現化たるこちらは作者今年2冊めの抜き物件だ。
前単行本「ネトリ×ネトラレ」が少年画報社から発売されてわずか2か月後にこの新刊をリリースとあいかわらず驚異的な量産ペース。ただ今回は見慣れぬ出版社……と思いきやなんのことはない、双葉社から今年5月に出るはずだった物件が諸事情で延期になったのを中身もデザインもそっくり子会社に持ち越したもの。これまでにもピザッツやメンズヤング掲載作品でエロ濃いめのものをいくつかエンジェル出版に委譲して出していたのだが、どうやら今後はマークなしエロ全般をこちらから刊行するもよう。
そんなわけで双葉社のアクションコミックスレーベルとほとんど体裁の変わらない見慣れた雰囲気のこちらは当然ながら同社の慎太郎シール誌である「アクションピザッツ」での掲載分を単行本化したもの。直前の連載作品だった「僕のヨメにならないか!」が1巻完結だったのに対しこちらは巻数表示があることから、どうやら長期化を最初から見すえて企画されたようだ。
長尺にするつもりのわりにはいまのところ抜きキャラは表紙にも登場の大人気爆乳美人アナウンサー・有川美緒さんただ1人。TV業界ものらしく同僚アナが出てきたりもしたのだけれど濡れ場には関与せず、ひたすら有川さんの眼福ボディがえっちに乱れるのを腹いっぱい摂取する仕様となっている。
ストーリーラインは同時期の並行作品と比べればもっとも手堅い……というかほぼお約束のみで構成されたイージーゴーイングエロスの王国。主人公とヒロインが関係を持つきっかけとなる「大切な約束」とやらはさっさと引っこめられてどうやら締めくくりまで温存するつもりらしいし、あとはライヴァルの奸計やら温泉ハプニングやらお仕事のすれ違いやらとアナウンサーものの定番ネタをこれでもかとくり出すじつに水戸黄門ライクな展開。エロ/非エロ問わず数多くの作家によって描かれてきた題材だけにいくらでもエピソードは拾えるだろうが新鮮味はさすがに皆無。
とはいえ日常パートをクリシェで流せるぶん濡れ場は相対的に充実しており、キュートなお顔なのにボディは凶悪そのものの有川さんが派手に乳尻振り乱しながらトロトロのイキ顔さらしてぷっくりまんこに中田氏されまくる一連のシークエンスをたっぷり実況中継。
同僚の目を盗みスタジオの片隅で濃厚なキスを交わしたあと、すかさず有川さんの方から主人公の股間にしゃぶりつきヴァキュームフェラでまずは第1ちんこ汁を搾取。反撃とばかりに彼女を横たえて巨大な双丘を揉みしだきながら秘密の花園へシャフトを突き入れ往復運動をスタート。瞳をうるませほおを紅潮させながらハートマークを四方八方にばらまき甘いあえぎ声をもらす痴態にますます怒張もたぎる。アンアン咆吼しながらのぼりつめてゆく彼女の子宮の最深部めがけて白くねばつく液体をたっぷりとリリースし女子穴の征服完了だ。
近作のなかではかなり恋愛のインスタント度が高くて正直ストーリーを楽しむタイプの作品ではないのだけれど、not黄色い楕円物件としてはエロも濃いめで対費用効果にすぐれた1冊といえよう。表紙で有川さんのルックスにグッときたならば延々彼女のやらしい身体を視姦しながら気持ちよく息子をしごけること間違いなし。続きものといっても壮大な伏線を仕込んでたりするわけじゃないので変に長引かせず次巻あたりでスッキリまとめてもらいたいところ。
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