2012-09-21

今宵の宇宙開拓史。

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-荒井アラヤ「洗脳~女子校生集団交尾~」ティーアイネット ISBN:9784887744448
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

見つめた相手を発情させる能力をもてあます主人公は普通の恋愛めざし悪戦苦闘中編3話&描きおろし後日談+独立短編3本(うち前単行本収録作関連エピソード1本)。あどけないフェイスの少女たちがいきなりド淫乱に変貌し精液搾取マシーンと化すスペクタクルな光景をえげつないまでにフィーチャーの作者3rdコミックスだ。なおこちらは本来今月上旬に発売されたものをやや遅延してこのたびレヴュウすることをあらかじめお断りしておく。
前単行本「催眠メス犬学院」はパスしてしまったので、こちらで記事にするのは2つ前のデビュー作「美少女崩壊」以来。ただ店頭見本チェックの段階で前作との連続性が強いものであるとわかったので結局そちらも今回まとめて購入した。じっさい物語の根幹に関わる部分が多くの作品間で共有されているので、可能ならば2冊とも手元にそろえておくのをオススメ。
1冊めに言及しておきながら以後なんとなく疎遠になっていたのは少々泥くさく感じた絵柄がその一因だったのだけれど、ひさしぶりにこの作家のコミックスを手にして驚いたのはずいぶんタッチがキュート寄りになっていたこと。やや面長だった顔立ちが丸っこく幼い造りになり、また頭身も下がってボディもメリハリよりは成長途上感を前面に押し出すように。あいかわらず描線自体はややラフでときおりデッサンもあやしくなるが個人的には歓迎すべき変化だ。また表紙のカラー彩色よりはモノクロ原稿の方が愛らしさがいっそう引き立ちグッド。
すべての作品が学園舞台となる関係上ヒロインもほぼJK固定で、唯一年長の女教師さん1名も作中前半では集団催眠により生徒と同世代の姿でエロ参戦。年齢よりちんまく身体を描くのでバストはどちらかというとつるぺた気配ではあるものの、スレンダーボディとは不釣り合いな巨乳っ娘ももれなく用意してあらゆるニーズにお応えだ。
中編+読み切りの構成となっている収録作だが作品世界はすべてつながっており、各話の主人公/ヒロインがすべて超常能力を持つ一族の兄弟姉妹どうし。冒頭からの長尺もの「オレは発情メス犬としか性交したことがない。」主人公が男子のほかはみな女の子の総勢一男八女で、能力の強弱はあれど彼ら彼女ら全員が見つめた相手を発情させる「邪眼」の持ち主というなんともラノベティックな設定をバリバリ開陳する。
この基本フォーマットを変に出し惜しみしたりこねくり回したりせず、いきなり1ページめから邪眼発現でさっそく女子どもメス犬化。すぐさまベロを出し夢中でちんこにしゃぶりついては精液搾取しまくりの超イージーゴーイングな展開がすばらしい。初期段階から本能のまま生殖行為にいそしむので恋愛色は希薄だが、冒頭中編ではなんとか邪眼の影響を避けイチャラヴモードに持ちこもうと主人公が創意工夫するので純愛好きにも比較的受容しやすいかと。まあどっちみち最終的には本命以外ともハードにつがいまくって孕ませまくるんですが。
下手すりゃ最初のページから速攻でリミッター解除するので濡れ場含有率は極限まで高く、その迫力もまた折り紙つき。発情とともに着衣を脱ぎ捨てくびれの少ないトルソとすべすべのまんことをこれ見よがしにさらしては甘ったるい声を発し男の身体にしがみついて挿入をおねだりしてくるのだから辛抱たまりません。たぎる怒張をすかさず濡れた蜜壷の最深部までねじこんで粘膜をゴリゴリかき回せば彼女らすっかりだらしないアヘ顔さらしてワンワン逝きまくり。性器同士の激しい合従連衡の一部始終を多彩なアングルでクローズアップしながらシメはメス犬まんこめがけてドプドプ白濁液を叩きつけ受胎完了。
勢い最優先で物語進行も筆致もやたらと荒っぽくはあるものの、1冊めのいささか迷走ぎみだった路線がはっきりと固まりキュートネスも増して私的評価アップ。小細工なしにバストヒップちんこまんこをバシバシ見せつけてはいろんな分泌物で画面全体を満たすパワーピッチが心地よい。収録作のなかではやはりメイン扱いの冒頭連作が白眉だが、個人的にはメインヒロインたる超お嬢さま・彩音さんよりはサブで登場の褐色三つ編み巨乳っ娘・山崎あかりたんがガチでツボであり死ぬほどジョイスティックを酷使したですよ。

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