2013-01-11

本日のソフィスティケイテッド・キャッチー。

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-ジェームスほたて「新妻のそだて方(2)」少年画報社 ISBN:9784785939991
話○ 抜○ 消大 総合○

思わぬ闖入者や周囲のちょっかいをものともせず寸暇を惜しんで合体しまくりベタ甘夫婦生活表題作長編7話(第8-14話、以下続刊)。マークなし。初対面での結婚からいまやすっかり2人してHに没頭の繁殖活動絨毯爆撃に読者のちんこの乾くヒマもない作者最新単行本は2013年初お目見えの1冊だ。
エロ/一般問わず精力的に活動し多彩な趣向を凝らした作品を世に送り出してきたこの人が、剛速球ストレートの新婚ネタとして投入してきた連載作品がこちら。この手の夫婦イチャラヴ話が大好物な俺は去年5月発売の1巻をことのほか堪能したものだが、その続きとなれば大いに期待は高まる。新刊予定表に載ったその瞬間から即座に股ぐらをいきり立たせ全裸待機していたのは言うまでもない。
ここ数年は黄色い楕円誌で執筆することはなくなりコンビニエロへ軸足を移してしまったが、ほんわかキュートなその絵柄はむしろそれ以降いっそう艶っぽさを増しやたらと扇情的に。ざっくりとした描線は少々ラフな印象を与えもするものの、女の子が快楽にとろけはしたなく気をやるエロシーンではこのどこか不安定な筆致が妙にマッチするのだ。近年この武器を手に入れたことによりジェームスほたて漫画のやらしさはワンランクUP。
前巻に引き続き表紙に登場の箱入り娘な新妻・外村(旧姓北見)千真季こと「ちま」さんがダンナ様・泰平と毎回せっせと子作りファックにいそしむのが本作の基本パターン。彼女の妹や夫の同僚など女性キャラは幾人か登場するのだけれど、それらは日常パートの物語進行のみに関与し本番シーンは完全にちまさんのひとり舞台だ。このかたくななまでのちまさん主体(チュチェ)思想が全編を支配するのでこの作品の評価はひとえに彼女を気に入るかどうかに左右されるのだが、もう1巻時点から自分は童顔巨乳巨尻家事無能仕事有能ダンナLOVEえっち大好きなちまさんにトリコ仕掛けの明け暮れですよ!
この巻では彼ら彼女らのラヴライフをジャマすべく押しかけ同居してきたり実家へ拉致ってきたりとちまさんの家族がゴリゴリ介入。しかしながら2人はそんな障害などそ知らぬ顔でスキを見てはお風呂やら海辺やら庭やらで一戦交えるのだ。むしろこの程度の試練は夫婦生活の格好のスパイスで、見られてる/聞かれてるとの意識がいっそう行為を燃えあがらせる。
ヴァージンからの慣らし運転完了までいささか時間がかかった1巻に比べ、こちらの濡れ場は初手からフルスロットル。慎太郎シール誌の宿命でエロ総量は多くないものの、のっけから発情しまくりトロトロに崩れるちまさんのドスケベフェイスが惜しみなく投下されて読み手の勃起中枢を直撃だ。すっかりセックスの気持ちよさを覚えた彼女が自分から積極的に挿入をおねだりし切なげに膣内射精を懇願するその痴態がどこまでも劣情を刺激して止まない。
ほおを紅潮させ荒い吐息をもらしつつみずからの蜜壷を指先で押し開き歓迎の意を表すちまさんへ屹立する怒張をインサート。たちまち全身をビクつかせながら小刻みに嬌声を発し身もだえする光景がじつに淫猥だ。ピンク色の乳首を乱暴につまみ上げられてはよだれダラダラ垂れ流し、バックから激しく抽送されては歯を食いしばりながら快感に耐え続け、日本語にならないヴォイスを発して咆吼する。粘膜の奥をきつく突き上げられるたびボロボロ涙を流しハートマークを連射しはじめたらもう絶頂も近い。いよいよ恥も外聞もなく白濁液の注入をせがみはじめたちまさんのご要望にお応えすべく、フルコースの締めくくりには彼女の子宮のいちばん深い部分へ滝のようなザーメンの奔流を叩きつけて種つけ事業の完了報告だ。
ロングランの連載を細かなエピソードの逐次投入で上手につなぎつつも、ファックの軸は夫と妻のタイマンラヴからいっさい動かさない確固たる姿勢がすばらしい。作者サイトのステマ記事に釣られ3巻収録予定分見たさで同日発売の掲載誌「ヤングコミック」もつい買ってしまったが、キャラを増やし展開に幅を持たせてもやはり濡れ場は1on1にこだわるようで頼もしい限りだ。巨大白抜き修整のハンディを背負ってもなお猥褻すぎる性器結合描写も冴えわたり、このままちまさんには受胎告知~出産に至るまでハードな生殖活動にいどみ続けていただきたいもの。

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