話○ 抜○-△ 消大 総合△
ふとしたことで身体を重ねた階下住まいの女性との関係は徐々に深まり中編3話+いけ好かない後輩女子の弱みを握った主人公は彼女に変態行為を強いて連作2本+アダルトショップで偶然出会った同僚女性はアナルがお好き連作2本+描きおろしエピローグ3シリーズ分+独立短編3本。マークなし。ほんわか笑顔むっちりボディのキュートガールズがえっちな本性をさらけ出しイキまくる光景がなんともワンダフルな作者最新刊は新作単行本としての4冊めにして当社からの初お目見えだ。
2010年に出た処女単行本「変態的な彼女」はフェチ色を前面に押し出した意欲的な造りで大いに息子を活用させてもらったのだけれど、その後なんとなく疎遠になって2冊め以降は買わずじまい。だのに突然ここに来て購入意欲がわいたのは、ふと出張先で購入した「アクションピザッツスペシャル」に載っていたのを発見しそれがなかなかよかったから。こちらが消息を知らぬ間にお仕事先も増えてまさに脂が乗っておられますのう。
ほわんと丸顔の愛らしいフェイスとばいんばいんの乳尻とをお持ちのキャラメイクは以前抱いていた印象そのままだが、舞台を慎太郎シール誌に移したことで登場人物はすべてover18となり、それもほとんどがOLさんとヒロインの年齢が一気に上昇。ただ元来かなり童顔寄りのデザインをする作家ゆえ見た目はティーン同然で熟女苦手の自分もまったく抵抗なく受容できるのはありがたいところだ。とりわけショートボブの髪型と合わせると凶悪なまでの破壊力で短髪女子大好きっ漢の俺大歓喜。
コンビニ売り物件に掲載のものなので物語は基本的に穏健ハッピーエロス志向であり、想定読者層たるリーマンエロ漫画読みの嗜好に合致した社員どうしのオフィスラヴが主流派。しかしながらHに超積極的だったりイジメられ願望持ちだったりアナルオナニー狂だったりと、ヒロイン属性にこっそりフェティッシュな成分を混ぜこむことで他の没個性な和姦漫画との差別化に成功している。このあたりは黄色い楕円つきの本ではSMに倒錯プレイや変態性欲などアブノーマルな性癖を全開にしていた作者ならではの本領発揮だ。
キュートな女の子の造形にほんのり変態テイストが加わることで、濡れ場はマークなし物件としてはなかなか健闘している部類。ことに豊満ボディを着衣時/脱衣時のどちらもねめ回すようなアングルで強調する巧みな画面構成やトロトロのイキ顔さらしつつアンアン大声でよがりまくりセックスに熱中するさまがたまらなく扇情的でグッド。
服の上からでも激しく自己主張していた巨大なバスト/ヒップを衣服の高速から解き放ち、くぱぁとご開帳された秘密の花園へたぎる欲棒をフェードイン。たちまちほおを真っ赤に染め小刻みに嬌声を発しながら全身で快楽におぼれまくるヒロインがじつにエロ可愛くてよろしい。ハードに膣内を突き上げられるたびブリブリとおっぱいを揺さぶりながら昇りつめてゆく彼女の子宮の奥深くへ白くねばつく液体を大量デリバリーだ。
いくつかの話は私的嗜好に合致せず評価にブレが出たが、総女体量ではマークつき物件に見劣りせず抜きツールとしてのポテンシャルはなかなかのもの。一方でまだこちらの世界に不慣れなせいかせっかくガッツリ性器を見せていると思われる場面がことごとく巨大白抜き修整の犠牲になってしまっているので、幾人かの先達のように消しを逆用し淫猥さを倍加させるちんこまんこ描写テクを身につけてもらえれば重畳きわまりない。今回収録のものでは、凛としたショートヘア美人さんなのにやたらテンパったり変に大胆だったりのヒロイン・真由さん(表紙にも登場してます)がモロにマイ経絡秘孔直撃な連作「突撃押しかけ彼女」が素晴らしくマーヴェラス。
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