-愛染五郎「すきずむ」茜新社 ISBN:9784863493575
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
負けず嫌いの恋人と幼なじみにはさまれて主人公のちんこは大変連作2本+突如性欲に目覚めた幼なじみ女子を姉と一緒に開発しまくり連作2本+独立短編6本+全員集合描きおろしエピローグ。常時両手に花状態でタイプの異なるまんこに膣内射精し放題という全人類男子の夢実現な作者通算6冊めは初の黄色い楕円物件だ。
デビュー当初から抜群の画力と上質なお話運びとを武器にたしかな存在感を示してきた人だが、長いこと活躍の場はコンビニ誌のみだったので抜き的にはもの足りなく思えて自分はだんだんチェックをおこたるように。それゆえ芳文社から一昨年出た前単行本「あいのうた」は購入をスルーしており、当ブログで記事にするのは2つ前にあたる2009年竹書房刊の「エンジェルベイビー」以来となる。
前述のように既刊はすべて慎太郎シール誌に掲載のものをマークなしのコミックスで刊行していたのだが、数年前からいまは亡きガチ成年誌「COMIC RIN」で執筆を開始。同誌休刊後は同じ版元の「コミックシグマ」および「コミック天魔」をに舞台を移し描いてきたものが今回収録されている。晴れて黄色い楕円を附加してお目見えのこちらは期待どおり……いや期待以上のできばえでしたよ!
一般青年誌系の軽やかなタッチにほんのり萌えフレイヴァーを附加した絵柄はじつにポップ&キュート&フレンドリー。作品の初出が2007-13年と比較的ロングスパンでタッチのばらつきはあるが古いものでもテイストはおおむね固まっており違和感は少ないかと。とはいえさすがに歳月の経過とともに洗練の度が増しているのは明確にわかり、直近に描かれたものほど女の子のかわいらしさに磨きがかかっていてグッド。
この滑らかな筆致で描かれる女性陣はハイティーンを中心にアダルトさん数名をプラスという万人受けの構成で、おっぱいサイズも貧~爆まで各種取りそろえて多彩なニーズにお応えだ。後述するようにどの物語でも必ず複数のヒロインを投入しているのだが、ツリ目/タレ目、おっとり/しっかり、裸眼/メガネ、ぺったん/ボイーンと意識して対照的な属性を附与しつつその組み合わせを絶対ほかの話の登場人物ペアとダブらせない周到な配慮がすばらしい。
明朗快活コミカルラヴからほろ苦くせつない愛までオハナシは多種多様で、くくりとしては和姦の範疇ながらお皿ごとにまったく口当たりの違うアラカルト料理のごとしだ。とはいえ凌辱だのNTRだののしんどい展開はないので誰でも受容しやすく取っつきのよい作品集といえよう。フキダシ/モノローグがうるさくなく散りばめられ無理なく視線が誘導されてゆく画面構成はたいそうウェルメイドで、このへんはさすがキャリアの蓄積を感じさせる。
そして帯でも謳われているとおり、本作のもっとも特徴的な部分はすべての話で男子×1/女子×2の三角関係が徹底されていること。当然ながらキャラたちに1on1の関係でないがゆえの葛藤はあるものの、エピローグを見るとみなさんそのへん前向きに処理することにしたようでまずは善哉。必然的に濡れ場も3P専科となり、主人公の眼前でダブルまんこくぱぁのうれしすぎる光景が全話で楽しめる仕組みだ。個人的にこれはよく考えられているなあと思ったのがいわゆるサンドウィッチファックを導入しつつも最後は必ず中田氏場面でシメてくれることで、3Pものでよくある女子2人のヴァギナの間で果てる絵ヅラの構図的美味しさは認めつつも膣内注入なしだと興奮が半減する自分にとってはまさに福音。
女の子2名が競うように柔肌をさらし秘密の花園をみずから押し広げて同時に挿入をおねだりだ。辛抱たまらず左サイドからゴリゴリ怒張をねじこんで雪たっぷり白濁液をぶちまけたのち、こんどは間髪入れず右サイドに攻撃を転じて子宮の奥へザーメンデリバリー。その後も代わる代わるサイドチェンジしながらまったくタイプの異なる女体をじっくりねっとり攻略し双方の子袋にホットな液体をドプドプ注ぎこみまくる。そしてラストはは女子どもをいっぺんに並べあたかも分身の術のごとく交互にちんこを出し入れし、とびきり濃ゆい精液を卵巣の奥まで到達させる勢いで種つけしフィニッシュ×2。
この端整な作画にもっと濃口のファックが加われば……と以前からずっと思っていただけに、今回はこちらが抱いていた願望をすべて具現化してもらい感謝感激雨あられ。とりわけ執拗な断面描写つきの中田氏シーン絨毯爆撃は膣内射精大好きっ漢たる俺歓喜雀躍でございました。強いて言えばやや装幀がそっけないのと執筆時期の古いいくつかはエロシーン密度がほんのわずか見劣りするがまあささいな瑕疵。収録作のなかでは表紙にも登場のJK2名の有無を言わさぬ猛攻にタジタジな連作「負けず嫌いな少女」/「負けず嫌いな少女たち」と、双子なのに全然タイプの違う姉妹を同時にゴチになりまくり「みつごごっこ」で腎虚になるまで息子を酷使した次第。
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