-高永浩平「こっとん☆ぱんつ」ヒット出版社 ISBN:9784894655973
話△ 抜○ 消小 総合○
貝合わせに飽き足らなくなった少女2人はご近所のお兄さんに頼みこみちんこを堪能連作2本+中学進学でウキウキな幼なじみ女子のお願いとは……前後編+退屈な紙面に変革をもたらすべくエッチ実践記事作成にいそしむ部員たち連作2本+妹とその友達を成りゆきで美味しく頂戴連作2本+独立短編4本+巻末おまけ漫画。思春期直前っ娘のモコモコ下着にうずもれてガツガツファックの速攻エロスてんこ盛りでお送りする作者通算3冊めのコミックスだ。
商業誌では同社のロリ専科アンソロ本「comic少女式」を中心に執筆している作家で、今回なぜか初出一覧がなくてハッキリしないがおそらく描きおろしパート以外は同誌掲載のものを収録のはず。そちらの刊行ペースが遅いので2011年5月刊の前単行本「ロリ☆魂」から本作まで2年以上の歳月が過ぎ去ってしまったが、いざページを手繰るとまったく変わらぬテイストに満ちあふれていて思わずほおがほころぶ。
コロコロやらボンボンやらの古きよき年少系少年漫画を思わせる丸っこい描線がデビュー以来の特色で、むろんキャリアの蓄積による若干の洗練はあれどほのぼのと牧歌的な雰囲気は当時のままだ。いまどきめずらしいくらいペンの入り抜きが明確にわかるメリハリの効いたタッチがなつかしさを倍加させてくれてグッド。
既刊2冊と同様に小学校中学年~中学校入りたてあたりの幼子(おさなご)が画面狭しと勢ぞろい。とはいえ胸はわずかにふくらみお尻は丸みを帯びてきてとやや成長の跡がうかがえる肢体描写をする人なのでフルフラットボディなロリガールをお好みの方は要注意だ。個人的にはむしろこのうっすら肉の乗った体つきこそが妙に扇情的で素晴らしいと思います。
繊細さよりは活発さ、気高さよりは親しみやすさを感じるキャラデザインに合わせるかのように、物語進行はきわめて明朗快活。のっけからノリノリか当初はおずおずと参加するかの差異はあれど、どの話も最終的には女の子の方から積極的に腰を振りアンアン乱れまくる合意ラヴの殿堂だ。口先巧みにノセていったり棚ぼた式に肉体をいただいたりといささか展開が安直なきらいはあるものの、このいい意味で「チョロい」少女たちが屈託なくセックスに没頭するさまがさわやかでよろしい。日常パートでも濡れ場でもおにゃのこ連中がこれくらい打てば響くようなリアクションを返してくれるとおいちゃん思わず笑みが漏れちゃうよ!
エロシーンは決してハードコア志向ではないのだけれど、前述のとおり反応がダイレクトでそれがじつに気持ちよさそうなのがナイス。まんこやアナルを指先でほじられて即座にトロトロのイキ顔さらして随喜の涙を流し絶頂の女子どもにおっきが止まらない。まるで公園やら運動場やらのじゃれ合いをそのまま発展させたみたく微笑ましい性行為に興奮もいや増す。
全体的にはスレンダーでいながらわずかに第2次性徴の兆候を見せはじめたやわこい肢体をあらわにして体温高めのお肌をいじくり倒すうち女子ども瞳をトロンとうるませ未曾有の快感に身もだえ。前人未到のたてすじへ暴れん棒をぬっぷしインサートしゆっくり腰を使いはじめると彼女らたちまち汗と涙とよだれまみれでイキまくり。性器結合部を見せつけるようにアングルを変えながら明るく楽しい交歓シーンを詳細中継し、締めくくりはロリっ娘の汚れなきまんこめがけて白濁液を大量注入だ。
レズネタや女装男子など一部私的勃起喚起力の弱いコンテンツはあるものの、総じてハッピーなアトモスフィアに彩られた快いセックスの応酬で身も心もほっこり。わずかにあか抜けない雰囲気がエロ的にはむしろプラスに働いていて、今後作画のソフィスティケイションがなされるとしてもこの美点は失わずにいてもらいたいものだ。収録作品中では思ってることがすぐ顔に出る近所っ娘に特訓と称してセックス指南「じゃんけん!」と、JCなりたてヒロインがダサパンツ見せつけ→興奮して本番突入の前後編「約束だからね!」がマイ経絡秘孔直撃で使いまくり。
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