-みこくのほまれ「ふくらみ 乙女の恋いろは」芳文社 ISBN:9784832234017
話△ 抜△ 消大 総合△
デッカいのからささやかなのまで多彩なおっぱいを愛でまくり表題作オムニバス全10話。マークなし。萌えまっしぐらなメイドさん連中のエクセレントなバストたちをいろんなアプローチでフル活用するという全国のおっぱい星人垂涎の1冊は作者通算12冊めの抜き物件にして当レーベルからの初見参だ。
本格成年漫画からファミリー4コマまでワイドな分野で活躍する作家だが、強いて本拠地というのを探せば今回のような非成年仕様のライトエロがそれに該当。掲載誌が突如休刊したり方向転換したりのトラブルにたびたび巻きこまれつつもけっしてお仕事が途絶えないのは、ひとえに魅力的すぎるキャラメイクスキルのたまもの。そんなわけでまた新たなクライアントを開拓し無事1冊ぶんの連載を終えてのこの新刊は、去年6月に竹書房より発売の前作「むらむす」以来の単行本リリースとなる。
このたびの収録作たちは当版元より月イチで刊行の中綴じ漫画誌「別冊週漫スペシャル」に連載されたもの。本ブログの読者でその誌名を耳にしてパッとイメージが出てくる人は少ないと思うが、いわゆる美少女漫画ではなく昔ながらのエアブラシ絵の表紙で巻頭からド直球のエロ劇画がズラリと並ぶたいへん泥臭……時代の波に媚びない雑誌だ。たまにコンビニで内容をチラ見するのだけれど、8割方は昭和期そのまんまの本格劇画絵な執筆陣でとても若人の読むものではない。そんななか明らかに場違いなこの萌え萌えなタッチで毎月立派に連載していたのだからスゲー。
今回登場の女性陣はレギュレイションの関係で設定年齢は全員18歳以上なのだけれど、極度に女の子を幼く描く芸風の作家なので誰をとってもティーン同然。さらに最年長(26歳)のはずの女性店長が外見的にはもっとも若作りのお子ちゃまフェイスちびっ娘おっぱい特盛女子という凶悪すぎる基本設定に童顔巨乳大好きっ漢の俺はたちまちノックアウトですよ!
くり広げられる物語はメイド喫茶を舞台にそこで勤務のウェイトレスや店長さんのホレたハレたをヒロイン4人の交代制で描き出すという、およそ掲載誌を間違っているとしか思えない甘々イチャラヴ専科。ショートヘア八重歯爆乳/金髪ツインテオタ巨乳/黒髪ロング方言微乳のメイド3人衆、そして前述のロリロリ店長と造形もみごとに属性分散されてぼくらのハートをわしづかみする。読者の代弁たる男性主人公4人がそんな彼女らと首尾よくタナボタH突入でカップル成立!という、すがすがしいほどのご都合主義展開がたまらない。
慎太郎シールすら貼られていない媒体での連載作品なのでエロ度は限りなく低く、またそうした事情ゆえ巨大白抜き消しにおおわれた性器近辺はほとんどなにが描いてあるのかわからないレヴェル。その代わり単行本タイトルや表紙絵で訴求されるとおり、美麗そのものの2次元おっぱい描写へと内容を特化。両サイドから2つのふくらみを揉みしだき、ほんのりピンク色の乳首を口に含み、激しい交合のたびに乳房全体がブリブリ揺れるさまを堪能し……と、すばらしきパイオツ百景がどこまでも広がる。全力で双丘を愛撫され四肢を打ち震わせながら昇りつめてゆくヒロインのえっちな部分にドプドプ白くねばつく液体をリリースだ。
物語的コクは限りなく希薄であり、また濡れ場総量は抜き物件としてギリギリ最低限ではあるものの、とびきりキュートな女の子ズ乱れ撃ち&1on1の恋人プレイ詳細中継のうるわしき光景にニヤニヤ不可避。現実世界では絶対にあり得ないヒロインたちの甘やかな痴態(と、おっぱい)を目の当たりにして、殺伐とした日常にすっかり傷ついた貴方のハートもたちまち癒されることだろう。四大ヒロインどの娘もたいそう魅力的だが、俺的には短髪太眉デカチチ幼なじみ元気っ娘ってな具合にマイ嗜好をガッチリ把握されているとしか思えない主演女優・うみちゃんと、ほとんどJS級の低身長にスーパーモデル顔負けの雄大なバストという反則そのものの生物・塩沢店長に我がシャフトの操をささげた次第。
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