2014-06-07

今週の絆JAPAN。

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-NABURU「母娘姦刑」クロエ出版 ISBN:9784903714943
話○-△ 抜○ 消小 総合○

なすすべなく輪姦され理不尽な凌辱フルコースに直面する母娘3人の地獄はどこまでも続き長編5話+独立短編3本(うち前単行本表題作番外編1本)。問答無用のガチファックを飽くことなくくり広げ大量の孕み汁を子宮の奥へ注入し続けるハードSMを全編にわたり展開の作者最新刊は別名義を含めた5冊めの成年指定単行本にして当レーベルからの3rdコミックスだ。
おっきな瞳のキュートな女性陣が無造作に肢体を蹂躙されまくりのワンダフルな芸風を武器に、当版元で使用するNABURU名義のほか別ペンネームも使い分け複数の媒体で活躍する。前単行本「72 -陵辱立てこもり事件-」は救いレスのピュアレイプてんこ盛りで読者のハートをすっかりどす黒く染めてくれたものだが、およそ9か月ぶりのこの新刊では果たしていかに。
前作刊行直後の短編数本からちょうど先ごろ完結の連載作まで直近執筆のものばかりを収録なので、表紙イラストと中身の白黒原稿の絵柄は完全にコンパティブル。当社物件でおなじみの漫画作品コマ抜粋が裏表紙に並べられていて、店頭サンプルを見られない環境でも内容検討は容易だ。ブラック基調のおどろおどろしいジャケットがなんとも扇情的でいやがうえにも期待は高まる。
単行本タイトルどおり母娘凌辱ドンブリのタイトル・チューンを一瞥して熟女苦手の自分は少々躊躇したのだけれど、いざ読み進めてみればこの作家の描く若々しいママンは充分におっきでき安堵。その他のヒロインは10代なかばから20代初頭とピチピチ(死語)でむろん無問題だ。やや巨~爆乳のボディデザインも万人向けで受容しやすく、ヴィジュアル的な取っつきのよさは折り紙つきといえよう――ただし凄惨なストーリーに耐性があれば、の話だけれど。
強姦輪姦乗っけ盛りの前作同様に、今回コンテンツの大半を占める冒頭長尺シリーズ「復讐の唄」はNABURU得意のド度真っ暗ストロングエロス。また巻末には前作の別エピソードともいえる出張版読み切りを収録し凌辱スキーの期待にお応えする。しかしながら残りの短編2本はこの作家にしては珍しいコミカルな和姦ネタで(といってもプレイはSM志向の激しいものなのだけれど)、これだけ甘め寄りの作品は大昔たなかなぶる名義で手がけて以来ではなかろうか。あとネタバレになりかねないので詳細は述べないが、長編の方も最後思わぬオチが待ち受けているので、ひたすらバッドエンドのみを摂取したい人はやや面食らうかも知れない。
ライト/ダーク問わず濡れ場は情け無用のスーパーハードなそれ。いかにもゲスいルックスの青年/中年に組み敷かれゴリゴリ性器を貫かれては許容量いっぱいにザーメンを流しこまれるえげつないファックが哀れを誘う。とりわけクソみたいなリアリティを無視し渦を巻くようにたっぷり白濁液をぶちこまれる膣内射精描写が秀逸だ。恐怖と絶望に打ちひしがれる女たちへ無慈悲に種つけを強行した瞬間のおびえきった表情が効果的に読み手の勃起中枢をハードヒット。
両手を拘束され身体の自由を奪われたヒロインたちは前戯もなしに前後の穴へシャフトをねじこまれ涙を浮かべて苦悶する。あたかもモノのごとく乱暴に内奥を貫かれるたびたわわな乳房が揺れいろんな液体を分泌しながら身もだえするその痴態がいっそう嗜虐欲を刺戟するのだ。泣き叫び慈悲を乞う切実な声は誰にも届くことなく、彼女らは苦痛と快楽の入り交じったような表情を見せつつ獣のように咆吼し、あふれんばかりのスペルマの奔流で幾度となく子袋を満たされ屈辱にあえぎ続ける。
あいかわらずのガチンコエロス満漢全席にちんこをしごく手も止まらぬ実用オリエンテッドな1冊。ただ前述したように力技で予定調和をねじ曲げるストーリーテリングはいささか既刊読者を困惑させるかも。雑食の自分としてはいろんなタイプの物語を読めてよかったし、可能ならば今後も多彩な趣向のオハナシを堪能したいと思うのだけれど。収録作のなかでは冒頭長編「復讐の唄」ヒロイン3人衆のうちけなげに受難に立ち向かう純真無垢妹・百花たんのJCとは思えぬえっちな肢体を存分に味わい、また短編ではJK巨乳っ娘が幼なじみ男子を持ち前の押しの強さでゲットだぜ!な緊縛イチャラヴ「隣接Bondage」で大いに息子を使役。

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