-羽村わたる「白濁淫虐少女」久保書店 ISBN:9784765935678
話△ 抜○-△ 消小 総合△
無惨にも純潔を汚された少女はすっかり調教されなん本もの男根をくわえこんで絶頂中編4話+独立短編6本。ほのぼの牧歌的な絵柄なのにやってることは問答無用のガチンコファック絨毯爆撃という激しすぎるギャップにぼくらの股間も元気になりっぱなしの作者最新単行本はこのペンネームでの4thコミックスだ。
この名前で執筆を開始したのは比較的最近のことだが、カタギの名義ではすでに昭和期から活動実績のある、この業界でも指折りの大ヴェテラン。現状の作品産出ペースでは専業で食えているとは思えず他のお仕事と二足のわらじではないかと推測するが、これだけの長い期間「消えた漫画家」化しないで前線に出張っているという事実にまず最敬礼。彼よりキャリアが長くてまだ普通に(総集編やリメイクではなく)商業単行本を出しているエロ漫画家となるともう片手で数えられるくらいしか存在しないだろう。
ともあれいつもながらに少々やりすぎ感のあるおどろおどろしい表紙をめくり白黒ページにたどり着くと、プレーンで素朴な年少向け学年誌的タッチで描かれる羽村わたるワールドがお出迎え。世知辛い画力競争に巻きこまれとことんトーンワークにこだわり緻密にエロパーツを描き分ける現状のこのギョーカイとは無縁な、前世紀感あふれるホンワカした雰囲気がなんとも浮世離れしていてよい。このさわやかな筆致で情け無用の輪姦強姦フルコースをくり広げるのだからたまりまへんな!
簡素なデザインで読者にもろくに情報を与えてくれない久保書店物件の常で収録作の初出明記はないが、ググってみると2012年刊行の前作「コワレタオモチャ」と同様に同社のロリ専科アンソロ「ぺたふぇち。」掲載のものをまとめた模様。必然的に登場するのはプレティーン/ロウティーンの華奢なニンフェットばかりなので爆乳スキーは回れ右。女の子みな少年と見まがうばかりのスレンダーボディにすべすべまんこの魅惑のコンビネイションであり、青い果実大好きっ漢にはたまらぬご褒美。
このプリミティヴな絵柄でガチンコ凌辱をやってのける落差が羽村わたる漫画の魅力であり、それはこの最新作でも同様。まれに前PN時代をほうふつとさせるような甘々ラヴを描くこともあるのだけれど、今回和姦基調なのは催眠術でトラウマの原因究明→濡れ場突入の短編「とーたる・リ・コール」くらい(まあそれとても行為はかなり強要テイストですが)。その他は頭からシッポまでなんの罪もない無垢な少女を理不尽にレイプレイプ! のえげつないファックを存分に堪能できる。また多くの作品では複数の竿役が登場し彼らに前も後ろもお口も同時に責め立てられるのでいっそう被虐っぽさが増しヒロインの境遇の悲惨さが倍加する仕掛けだ。
ゲスい野郎どもの奸計に陥れられて少女はその思春期入りたてボディを白日のもとにさらす。前人未到のスリットを執拗に舐めあげられて身もだえするさまがむしろ嗜虐心を駆り立てて止まない。いやがるお口に無理やりシャフトをねじこみ強引にご奉仕させたのちおもむろに初物まんこを貫通だ。脳天を貫く衝撃にたまらず悲鳴を発し泣き叫ぶおにゃのこの哀れな姿は逆に欲望をそそるのみ。問答無用で摩擦運動を継続しひたすら肉便器として少女の穴をフル活用。公文の声に混じりいつしか甘いトーンを放ちはじめた喘ぎをバックにJS/JCまんこの最深部めがけた量の孕み汁をぶちまけフィニッシュ。
いまとなっては古典的に過ぎる絵柄で万人にオススメとはいかないが、エロとは無縁そうなほっこり系の作画でストロング凌辱専科というギャップ萌えがすばらしくて自分はつい毎回購入してしまう。またけっして高密度な性器描写ではないにせよ昨今の情勢を考えるとずいぶん修整がゆるめなのもありがたいところ。肝腎の掲載媒体が休刊になってしまったのは今後に向け不安材料だが、可能ならばなんらかの形で商業誌執筆を続けてもらいたいものだ。今作のなかでは嫌われ者の中学教師が無人の教室で教え子の幼い肢体をじっくりねっとり開発「休日登校」が私的ベスト。
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