-羽村わたる「コワレタオモチャ」久保書店 ISBN:9784765935081
話△ 抜○-△ 消小 総合△
純真無垢な少女の弱みを握り幼い肢体を組み敷きながら強引に処女を散らしまくり短編全10本。ほのぼのとした絵柄でいながら行為は極悪非道というギャップがまいど読者のよこしまな欲望をそそりまくる作者最新刊はこの名義での第3単行本だ。
くら☆りっさ/栗東てしお/羽村わたると3つあるこの作家のペンネームのうちもっとも人口に膾炙しているのは1番めのものだと思うが、いまや各種メディアでそれを見かけるのはまずなくて昨今はもっぱらこの成年向け用の看板で商売している状態。もっとも雑誌媒体ではなく単行本形式のアンソロジーが現在の本拠地なので、こうしてコミックス化してくれないとなかなかお仕事に触れる機会がないのが現状。
ともあれ2011年1月刊行の前作「中姦試験」と同様に久保書店からのリリースとなった今作は基本的に作画/作劇とも従来路線をそのまま踏襲。往年の竹本泉やがぁさんをほうふつとさせる牧歌的なタッチは前世紀の段階で早くも固まり新鮮味はないものの、古くからの美少女漫画ファンならばこの表紙を目にしたとたんなつかしさで胸締めつけられることだろう。
初出の明記はないがググってみると同社のロリアンソロ「ぺたふぇち。」での執筆作ばかりを時系列逆順に収録のようす。ほんわかとハートウォームな絵面に似合わず卑劣な野郎どもが少女の純潔を奪いまくるという落差がウリなのは変化ないのだけれど、すっかり少数派に追いこまれていた和姦ものが今回いくらか復権しており比率では半分近くまで戻してきた。よってレイプのみを楽しみたい向きには残念だろうがそのぶん訴求対象は多少幅広くなったかもしれない。
問答無用で押し倒し愛情もクソもなく情欲を満たす凌辱ものも惚れた相手にようやく想いを告げて結ばれるラヴラヴえっちのいずれも、いざ本番に突入すればロウ~ミドルティーン女子の華奢なボディを好き放題にむさぼり尽くせるこの世の天国。ようやくふくらみはじめた胸の突起をまさぐられ前人未到の秘所をこじ開けられて初々しくよがりまくる彼女らの痴態がどこまでも勃起中枢を活性化せしめるのだ。
いまだ清らかな肢体をひん剥き羞恥と屈辱に涙する少女のワレメに一番乗りを果たしたその刹那、彼女は破瓜の痛みに思わず声をあげ全身を打ち震わせる。くびれの少ない胴体をガッチリホールドしながら激しく腰を打ちつけていくうち苦痛の呻きが甘い吐息へ変化していくさまがますます興奮を励起。覚えたての快楽に身もだえするアリスたちの最奥部へ2度3度と白濁液を叩きつけてぼくらのいけない嗜虐心もすっかりご満悦。
大昔に比べれば相応にパワーアップが図られているとはいえ2012年度最新エロ漫画としてはヴィジュアル面の力不足は否めない。ただ作者の以前の足跡を知っている人ならばバックグラウンド込みで充分実用に供することができると思うので挑戦してみるのも悪くないだろう。これで同じ編集が関与していると思われるへっぽこくんの単行本並みに装幀がすばらしければもっとプラス評価できたのだけれどそのへん少々おざなりだったのは残念。自分としては塾講師が教え子のJCを美味しく頂戴→プレイを目撃した男子を乱入させ3Pの「closed-door」で息子をハードに使役。
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