2014-09-29

今季のクライマックス・シリーズ。

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
-七瀬瑞穂「さきゅらいふ」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784799206225
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

キツく当たってくる金髪ハーフ幼なじみ女子がじつは淫魔と知り主人公の生活はエロエロに様変わり表題作長編全6話&外伝1本+独立短編1本。ふだんの清楚な表情をはしたなく変貌させよがり狂うドスケベガールズ&レディースのキツキツまんこに大量の孕み汁をリリースしまくりの愉快痛快セックスライフを満喫の作者最新単行本は通算8冊めのコミックスにして本レーベルからの第5単行本だ。
この作家の物件はデビュー作からいくつか記事にさせてもらいつつも昨今は自分の嗜好の変化もあってやや足が遠のいており、直近のいくつかの単行本は購入をパスしてしまっている。しかしながら本連載はひさしぶりにマイちんこにもグッと響いたので新刊発売とともにサクサク確保。ちなみに当ブログで評価の俎上に載せるのは2010年にやはりKTCより刊行された「ILIAS-狂艶の宴-」以来じつに4年ぶりのごぶさたでありまことに申しわけない次第。
キャリア初期から仕事の手を広げ複数の媒体で執筆している人であり、しかもクライアントにより異なる作風を使い分ける器用さを武器とする。作品のテイストはおおむねKTCとそれ以外とに大別され、前者でのお仕事履歴はファンタシー風味の凌辱調教堕ちもの系が中心。一方マックスやコアなど他社ではもっぱらおねショタ和姦を手がけていて、まったく方向性の違う2つの路線を巧みに操ってのける手腕に驚嘆していたものだ……これまでは。
それについてはおいおい述べるとして、今回のカヴァーイラストでもわかるようにこの作家は繊細な筆致でもって頭身高めグラマラス系のビューリホゥなおなごどもをどしどし量産するのが特徴。けっして最新型とは言えないけれど適宜時代のトレンドを取り入れ絵柄のブラッシュアップが図られていて泥くささは皆無だ。とりわけ今回は執筆時期が直近1、2年の間に固まっているので全編にわたり洗練された作画が楽しめる。先日レヴュった同社刊の吉田と同様に、出版社サイドで充実の新刊立ち読みページを用意しているのでまずはそちらでこの美麗なヴィジュアルを堪能するもよし。
本作コンテンツは同社刊の隔月誌「コミックアンリアル」上で連載されたタイトル・チューンおよび完結後に執筆の巫女さんファック読切「祈年祭」、さらに表題作の外伝をプラスの構成。以前からその兆候はあったけれど、昨今の同誌のマイルド化を反映してか凌辱色はすっかり薄れこちらはほぼ全編ラヴラヴ尽くし。さらに以前は中世ヨーロッパ調の本格ファンタシーを展開していたのが舞台設定を現代日本に移しほぼ等身大のラヴコメがくり広げられてと、よそでの芸風とほぼ大差なくなってしまった。コミックス表題でも謳うようにサキュバスネタが唯一の非日常要素として残ってはいるものの、一読すればわかるようにこれも現状では日常ラヴコメの味つけ的要素にすぎない。個人的にはそこまでこだわりはないのだが、七瀬瑞穂謹製の凛とした洋風お姫さまをガチ凌辱調教の絵図を好んでいた人は少々ガッカリするかも。
もっともだからといって実用性がおろそかになっているわけではまったくなく、メインヒロインのパツキン幼なじみJK・シズクをはじめ先輩や妹ちゃん、さらに外伝では女教師など(みなさんむろん淫魔です)の蠱惑的なヒロインたちが淫靡にエロボディを駆使してはたっぷり中田氏され絶頂のすばらしき光景を超高密度でたたみかけてくる濡れ場は壮観。本命/対抗/かき乱し役と逐次投入される抜きキャラ登場のタイミングやらサキュバスらしく種つけ成就を使命として進行するストーリーやらはエロ漫画的お約束の嵐であり物語的コクはほぼ皆無だが、そんなのはどうでもよくなるほどに扇情的な彼女らの肢体描写だとか内奥がうねるように男根にまとわりつく性器結合断面クローズアップなどやらしすぎるエロ演出が読み手の股間をダイレクトドライヴするのだ。
肉感的なボディを誇示するように主人公の目前で見せつけながら彼女らはたわわな乳房をむき出しにし濡れそぼつ蜜壷を押し開いて男根の挿入を待ちこがれる。辛抱たまらず暴れん棒をインサートし乱暴に腰を使いはじめる主人公の動きに合わせビラビラを突き出すようにグラインドさせてはキュッと膣内を締めつけるさまがたまらなく淫猥だ。いちばん深い部分をこすり上げられ恥も外聞もなくハートマークをまき散らし淫語連射しながら強く抱きついてきたらヒロインの絶頂ももうすぐ。うわごとのように膣内射精をおねだりする彼女の願いどおりにザーメンの奔流を卵巣まで届こうかという勢いで幾度となく叩きつけたその刹那フルヴォリュームで咆吼しファイナルアクメ。
破綻のない作画に問答無用のハードコアエロスという魅惑のコンビネイションながらやたらと年長女子推しすぎてこのごろ食指が伸びなかったのだけれど、今回はメインが同級生でさらにちょいロリっ娘(まあそれなりに胸はあるけれど)投入まであってひさしぶりに息子をハードに使役させてもらった。かくも嗜好がはっきりしている自分なので先輩さんや先生ではわずかに勃起度が落ちたものの、最愛の主人公の前でだけすっかりド淫乱に変貌するヒロイン・シズクや彼女の妹で小悪魔ティックなまんこくぱぁがすばらしすぎる短めツインテ淫魔・ユウカたんの艶姿で際限なく精液搾取され候。

0 件のコメント:

コメントを投稿