2015-02-09

今晩のマトロイド理論。

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-ニム「むにデレおんぱれぇど!」ジーオーティー ISBN:9784860849498
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

コッテリテカテカエロ美少女のえげつない痴態満載短編10本+フルカラーショート1本。2015年最新流行のタッチでもって性器どうしのとびきりハードな天下一武道会をエンドレスでくり広げる作者最新刊は通算2冊めのコミックスにして当レーベルでの初見参だ。
昨年7月に若生出版より上梓されたデビュー単行本「かしましふぁっきんぐ!」において、ド派手なヴィジュアル&ガチファックの両サイド攻撃でもって我々をのっけから魅了した気鋭の新人。そこからわずか半年あまりでもう第2弾投入という電光石火の早業である。もっとも最初から複数の出版社を股にかけコンスタントに執筆しているので、それを思えばこの快調なペースもなんら不思議なことではない。
またしても初出一覧のない物件が続きムッとしているのだが、おそらく今作に収録されたのは一昨年創刊の「comicアンスリウム」で断続的に掲載された作品が大半のはず。出版社提供によるサンプル盛りだくさんの単行本紹介ページでも明らかな、きわ立って個性的ではないものの非常にキャッチーでいま風の絵ヅラがどこを切り取っても並ぶさまは壮観。あんまりにも時代にジャストフィットすぎて逆に10年後くらいに見返すとたいへんな違和感をかもし出しそうだけれども。
このたいそう訴求力の高い筆致でものされるヒロイン陣は前作同様にハイティーン~20代前半と、現代エロ漫画においてもっとも拒否反応を抱かれにくい年齢層。表紙/裏表紙イラストで明らかなように彼女らは明確にビッグバスト志向で、一部存在する並乳さんも世間一般の水準と比較すれば充分に隆起している部類だ。この豊かな双丘にこれでもかと濃口のツヤツヤトーンが乗っかり神々しいまでの光を放ちはじめるのだから読者の勃起中枢も休むヒマなしですな!
相も変わらぬ濃厚な作画に対してストーリーテリングの傾向にはいくばくかの変化が感じられる。比較的ギャグ色が強かった「かしましふぁっきんぐ!」に引き続きトータルでは明るい雰囲気なのだけれど、オーソドックスなイチャラヴからダークな要素をまぶしたものまで題材がワイドに。底抜けにバカな話が減ったことには一抹のさびしさを覚えるものの、多種多様な趣向を取りそろえたこちらの方が入門には適しているかも。ただ語り口が全般的にギクシャクしがちで科白まわしもところどころ不自然なのが1冊め同様に気になるところで、このへんは今後に向け改良の余地がありそう。
そんななかニム特有の体液が匂い立つかのごとき激しいエロシーンはいつもぼくらのちんこに心地よく響く。舌なめずりしながら男根にしゃぶりついては男汁を搾取しすぐさま腰をそちらへ落として誌空の奥でまた精液しぼり取りまくりの積極派淫乱女子がてんこ盛りだ。加えてピンと屹立した乳首にふっくら充血した蜜壷など女子のエロい部分を青筋ビキビキの元気な怒張が這いずり回り肉ヒダの1枚1枚にまで染みわたるくらい大量のザーメンが放たれる光景がおそろしく前立腺を刺激。
艶めく女体を惜しみなくご開陳して彼女ら速攻発情しては挿入をおねだりだ。ご要望にお応えして土手高まんこの最深部目が景気なりビッグコックをねじこめばたちまち瞳をうるませよだれダラダラたれ流しながらイクイク連呼。前後の穴を責めたてられてケダモノみたいに咆吼するさまが浅ましくもエロっちい。自分からクリトリスをいじくり倒し激しく腰を使いながらしきりに膣内射精を懇願するドスケベガールの子袋めがけ2度3度4度と白濁液の奔流をお見舞いだ。
一部あるアナルフィニッシュのお話ではわずかに私的実用度が下がったものの、総じてとんでもなく息子をいじめまくれる超高性能の自慰支援ツール。これだけシコリティが高いと多少お話進行がぎこちなくても特段ハンディに感じない。どちらかというと一般誌に進出したりするよりはずっと成年漫画に軸足を置いた方が輝けるタイプに見えるので、末永くこの業界で活躍していただきたいもの。どの作品もたいそうエレクチオン度の高い物件だったが、なかでも最愛の妹と自宅でイチャイチャ三昧も学校では素っ気ない素振り……のはずが辛抱しきれずガチファック「ぼくたちの愛のカタチ」と、粗相しまくりおバカメイドに怒りの肉棒でまんこの奥深くへ矯正中田氏の「おしおき、おっぱいメイドちゃん!」で包皮が発火するまでハンドシェイク。

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