2015-04-10

今晩の黒松沙士。

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-猫伊光「純愛メモリアル」ヒット出版社 ISBN:9784894656598
話△ 抜○ 消小 総合○

魅惑のおっぱいで新人を勧誘しては美味しく精液搾取本編&ショート別エピソード+エロゲ中にちょっかいかけてきた妹とラヴラヴハードファック本編&ショート後日談+独立短編6本。妹やら姉やら同級生やらとびきりキュートな萌えっ娘どもとイチャラヴ尽くしの夢空間が視界360度どこまでも広がる作者これが待望の初コミックスだ。なおペンネームは特段ひねらずに「ねこいひかる」と読み下せばよい模様。
駆け出し漫画家から堂々の大御所まで多彩な執筆陣をそろえる当版元の看板雑誌「COMIC阿呍」だが、そうはいっても他誌に比べるとヴェテランの起用が多めでたまに新規参入があってもよその媒体で充分にキャリアを積んだ人や別ジャンルからの参戦などいっぱしの経験者がメイン。そんななかひさしぶりにまっさらの新人としてこのところ積極的に誌面で起用されているのがこの作家だ。どうやら筆の速い部類らしくストックもすぐさま蓄積しさっそく単行本化にこぎ着けた次第。
表紙/裏表紙を一瞥し中身をパラパラめくりはじめてまず気づくのは、きわ立って個性的ではないものの非常にキャッチーなアニメ/エロゲ系のその絵柄。どちらかというと独自路線というか流行にとらわれない執筆陣の多い阿呍誌上にあって、この人のストレートすぎるくらい売れ線まっしぐらの筆致は逆に目立つ。世間のトレンドを上手にすくい取り手際よくエッセンスを吸収したその作画はむろん最新型のそれではあるけれど同時にけっして先鋭的すぎず2015年のいまにジャストフィット。どちらかというといまの本拠地よりはゼロスやコミメガαが似合いそう……と言ったら怒られそうだ。なお昨日レヴュった同時発売のなるさわ景と同様に編集部作成の浩瀚な内容紹介ページが用意されているので、購入前の参考資料として活用をオススメ。
この滑らかなタッチで描かれる女性陣はそのほとんどが10代なかば~ラスト付近の黄金世代で占められる。必然的に学園舞台の作品がマジョリティゆえヒロインたちも大半が制服着用で、カッチリしたブレザーやブラウスの下から隠しきれないほどのむっちりボディが大いに自己主張するさまがなんとも扇情的だ。わずかに存在する並乳さんのほかは基本的にブリブリ揺れる立派な双丘を標準装備でおっぱい星人大喜び。性格造形もまた無邪気なのから腹にイチモツあるのまで、ベタ惚れのがいればツンデレもありと、やや類型的ながらも多種多様な属性附与がなされておりワイドレンジな需要にお応えする。
お話の方はそんな彼女らの個性を十全に活かし兄やら弟やら恋人やらと甘やかなタイマンラヴをくり広げるタイトルどおりの愛情成分過多仕様。一部にサキュバスのごとく強引にザーメンをしぼり取る女傑たちも存在するものの、総体としては相思相愛バカップルがギュッと抱きあいこっ恥ずかしい睦言を連射しながら2人仲よく絶頂のさわやかエロスが主体。まるでエロゲのハッピーエンドだけを切り取ってきたみたいな予定調和の嵐で物語的コクは正直希薄ではあるけれど、脳みそに心地よい展開ばかりを続々くり出されドーパミンが大量に分泌されては心身とも多幸感に満たされるこの感触はエロ漫画の方向性としては充分にアリ。
エロシーンでは特別な趣向や奇抜なギミックなどを用意しているわけではないものの、多くの作品が20ページ以上と潤沢なヴォリュームを確保しているので濡れ場総量も業界水準以上。ていねいなトーンワークとシズル感あふれる液汁描写に彩られた女の子のえっちな肢体が画面狭しと入り乱れる光景がたいそう眼福でよろしい。ほおを紅潮させ随喜の涙を流しながらステディな彼の腕に抱かれイキまくる少女の痴態に読者の股間も激しくいきり立つこと必定。
艶めくボディを褥に横たえて着衣をずらしながらいちばん敏感な部分に指を滑らせ刺戟を加えると彼女らたちまち反応し甘い嬌声が漏れはじめる。すっかり濡れそぼち準備万端の秘密の花園へ暴れん棒をこんにちはさせて怒濤の摩擦運動をスタートだ。腰を使うたびキュッと身をよじらせ吐息を荒くしてこみ上げる快感に耐え続ける彼女の痴態がいとおしくもエロっちい。やがて蠕動のスピードが上がり子宮のいちばん深い部分まで責めたてられて甲高いイキ声が上がりはじめたら絶頂も間近。原形をとどめないほど表情をトロけさせながらはしたなく膣内射精をおねだりするヒロインの願いどおりに萌えっ娘まんこのいちばん奥へザーメンの奔流を叩きつけフィニッシュ。
とびきりの美少女たちがふだんのさわやかな笑顔をすっかりアクメらせてよがり狂う大胆な変貌ぶりを目の当たりにしてティッシュを気持ちよく消費のウェルメイドなデビュー作だ。のっけから完成度の高い作画に比して万能型ながらそのぶん突出したアピールのないストーリー面の弱さは少々気になったけれど、ちんこの使役にはなんら差しつかえないのでノー文句。特殊性癖の開発は次作以降に期待するとして、まずは明るく楽しくエロっちくのさわやかファックを大いに堪能すべし。今回収録の物件中では、ジト目無表情系のヒロインがネコミミ装着プレイでいつの間にかえっちに夢中となり絶品イキ顔百面相を披露「猫、可愛いでしょ」と、純真無垢なスレンダーツインテ妹ちゃんがエロゲプレイ中の兄貴の膝に乗っかってきて辛抱たまらんですたい展開の「言えないヒミツ」/「言えないアソビ」連作がfeel so good。

2 件のコメント:

  1. 何で黒松沙士なのかと思ったけど、作者が台湾在住だからか

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  2. 匿名様

    Exactly(そのとおりでございます)。安直なオチですいませんw

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